ホワイトいい感じに埋まってます。AVARONからおりてきたので、下手側にするっと入れてスピーカー前二列目をキープ、ウエーイ。何せ三回キャンセルしてますから、今回はホントに大丈夫だよね? えらいはやくから来てるけど取材と観光終えてそのまま帰っちゃったらどうする? 会場入りしてる? と数日前から気が気じゃなかった。ここにいる殆どのひとがそうだったでしょうよー。ジョシュが膝の古傷を悪化させ、杖をついているという話も伝わっていたので不安はふくらむ一方でした。それだけに、スクリーンに「NEXT UP QUEENS OF THE STONE AGE」の文字が映し出されたときの歓声はたまらんもんがありました。スマホでそのスクリーン撮ってるひとも多数。そりゃ撮りたくもなるね。何年待ったと思ってんだ!
そしてセオドアのドラム! 長年デイヴ・グロールのイメージがしみついていた『Songs For The Deaf』からの楽曲を今の音で聴くことが出来た。特に「A Song For The Dead」はデイヴの音からやっとこ更新出来ました。ソロもよかったねー。おっもい音がもたって聴こえたりもするのですが、いやいやこのリズムが低音リフのボトムだわ。まとわりつくような粘っこさなんですよね。何せ石器時代の女王様、恐竜の歩みで地面もめりこむ重さです。最高か(何度いうか)。
杖のアクションは演出だったの? と思ってしまう程に踊り、ステップを踏んでいたジョシュの動きがだんだんぎこちなくなっていく。「ラブソングだよ」といって始めた「Make It Wit Chu」はエレピの弾き語りで座奏、このメロウな流れはいいなーと思ったけど、膝の状態を考慮してのことだったのかもしれない。最後の「A Song For The Dead」ではふらつく場面もあり、やっぱりかなり悪いのかも……と思う。そうなるとあのタコ踊り(と呼ばれていた・笑)も、痛みを見せないためのカモフラージュだったのかな。いやあ、しかしあの踊りには笑かしてもらいました。ショウマンシップだね……。装飾なしのステージ、照明も単色の切り替えでシンプルな効果。それでもシビれる格好よさ。ロックバンドの真骨頂、見せていただきました。
----- セットリスト(setlist.fm) --- 01. You Think I Ain't Worth a Dollar, but I Feel Like a Millionaire 02. No One Knows 03. Monsters in the Parasol 04. Smooth Sailing 05. I Sat by the Ocean 06. Misfit Love 07. Burn the Witch 08. Sick, Sick, Sick 09. Feel Good Hit of the Summer (with "Clint Eastwood" (Gorillaz) snippet) 10. If I Had a Tail 11. The Way You Used to Do 12. Little Sister 13. The Vampyre of Time and Memory 14. Make It Wit Chu 15. My God Is the Sun 16. Go With the Flow 17. A Song for the Dead --- Note: ''First it Giveth'' and ''The Evil Has Landed'' were on the setlist, but not played. -----
泥だらけのメモ帳を見ながら補足。「First it Giveth」と「The Evil Has Landed」は本番ではカット。あとは曲順通りでラストに「A Song For The Dead」が加わります。「Feet Don't Fail Me」も観たかった…。単独来日切望。 https://t.co/4pIaIotdZN