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2013年02月16日(土)
地球三兄弟ツアー2013『ここほれ三兄弟』

地球三兄弟ツアー2013『ここほれ三兄弟』@Zepp DiverCity TOKYO

あっはっは楽しかった。基本桜井さんをいじる会。普段はYO-KINGだけがいじるところ、そこに民生も加わる訳で、もうこてんぱんです。しかしYO-KINGと桜井さんのやりとりが長くなると「そこ!真心!」と毒づきつつ会話に入って来ようとする民生かわいい…って、ちゃんと名前あるんですよねアースにオーシャンにスカデスカイでしたっけ(微妙に違う)。

アルバム一枚なので持ち曲少なく、なのでカヴァーありコント(コント言うな)ありのゆるゆる楽しいひとときでした。民生がドラム叩いたりベース弾いたりYO-KINGがベース弾いたり。桜井さんがジミヘンだったりジェフ・ベックだったり。サポート奥野さんはレピッシュで培った(笑)サックス迄披露、しかもソロ吹いた。無茶しよる!ドキドキした!SAKEROCK伊藤くんのドラムも場を締めててよかったわー、MCがぐだぐだになってくるとカウント入れて次の曲いっちゃうの。

それにしても台本あるんかいと思う程の段取りとやりとりでした。ドリフが根っこにある世代(笑)。裏方さんとの連係プレーも素晴らしく、桜井さんのともだちのテディベアが〜からの流れで「そんなこと言ったら!今頃裏でスタッフさんが大慌てでテディベア探しに行ってるよ!」なんて言ってたらホントに出てきましたからね。ダイバーシティのおもちゃ売り場に探しに行ったんでしょう。てかZeppがダイバーシティにあってよかったね…ご近所のZeppだったらヴィーナスフォートに探しに行ってたんだろな(笑)「優秀なスタッフがいて有難い」と言ってたけどホントだね!しかしそれに対する民生のクールな物言いがまた傑作で、ファンシーなものに対する冷たさが半端ないわ素敵だわ。その後全員分ぬいぐるみが用意されたのだが、民生のぬいぐるみの扱いがまた冷酷で最高でした(笑)。

あーあとシールド抜けておろおろする桜井さん見て、昔スペシャの番組で桜井さんがアベくんにカッティング習ってつっかかってああん!てなってたの思い出した(笑)。

ゆるい…ほんとゆるい……フロアもニコニコ(ニヤニヤ?)ゆるっと楽しむ…筈が、序盤も序盤で近くのひとが倒れて運ばれていきました、ひぃ。満杯だったうえに場内暑かったもんね……。年齢層も幅広くお子さんづれもいて、三人のキャリアの長さに感じ入ったり。歳とってえらくなるとこういう道楽が許されて、しかもそれで客呼べちゃうんだね〜なんて話しておりました。いやこれ嫌味じゃなくて。ジミヘンにビートルズ、お互いが唄うお互いの持ち曲。「あの頃の俺はがんばってた!いい仕事してた!」なんて自分で言えるくらいの財産があるっていいなあ。

こういうふうにのんびり音楽を楽しんで、それがリスナーの楽しみにも繋がる。そりゃいろいろ大変なこともあるだろうけど、そういうのをちょっとの間横に置いておけるひとときを過ごせる。いいなあ。うーん、彼らのファンが羨ましい。

こっからきみのわるいことを書きますので苦手なひとはスルーしてくださいなー。ここ日記だから!ツイッタとかにはうっかり書かないようにしてるから!こういうとこTLって用心するわー。

こういうことを思うのは、やっぱり自分がレピッシュやブンブン(のようなバンド)にドップリだったりするからですね。何をして「のような」かは、いろいろややこしくなるので割愛。察して!まああとなんだ…川島さんのこともそうだけど、某所で井上雄彦の『リアル』の主人公・清春が中野くんに似てるって話が出てて、あーやっぱそう思ってるひといるんだなーなんて思ってて。つうか連載始まった当初からしんこさんとかも顔から性格から似てる!って言ってたもんね。今になってそのシンクロニシティに愕然としてしまっている。どうしてブンブンと言うバンドがああなのか、それを理由にするのはお門違いかも知れないけど、根拠にはなっているだろう。そしてそれを指摘されるのを、バンドはよしとしないだろう。だから今迄通りに聴いていくだけなのだけど。しらゆきとか妖怪とか茶化し乍ら。

……うーん、しかしまあ、背景と方向性に違いはあれど、ポジティヴなのは一緒なんだ。北風と太陽みたいなものですかね。と、結局は羨んでしまう自分の資質に還ってくると言うもともこもない結果に。羨んでも仕方ないのは知ってる。