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2013年01月08日(火) ■ |
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SPARKS『TWO HANDS, ONE MOUTH TOUR IN JAPAN』 |
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SPARKS『TWO HANDS, ONE MOUTH TOUR IN JAPAN』@Shibuya CLUB QUATTRO
ボウイ帰還の報を聞いたあとクアトロへ。いやあ、いい日だ。めちゃ楽しかった!
“TWO HANDS, ONE MOUTH”のツアータイトル通り、ロン兄のエレピとラッセル弟の声のみ、ふたりきりの普段着ライヴ。昨年秋にイギリスで行った同タイトルツアーからの流れですが、思えば一年前、Out One Discのパーティ(岸野社長のお誕生日)にR&R Brothers名義で出演した(つっても誰もそう呼んでなかった。すぱーくす言うてた・笑)ときのスタイルですよね。もともと日本びいきでちょくちょく来日している彼ら、今回も早くから日本に入り、お参りしたり金爆の書き割りと写真撮ったり、カラオケしたり、コンビニでおにぎりコスプレしたり、スカイツリー行ったりと日本のお年始?を楽しんでいたようです(微笑)。
さてステージは照明以外なにもなく、ロン兄のエレピのみが置いてあるシンプルもシンプル。インストアライヴちっくですらあります。しかもあなた、ロン兄がポロシャツ(黒)!!!急遽出演だったR&R Brothersのときですらちゃんとネクタイして“あの”ロン兄だったのに!いやもう感動すらした…イギリスではどうだったんだろう、日本だとくつろげるな〜てな感じでこうなったんだとしたらそれは嬉しい。ラッセルはポロシャツこそ着てませんでしたが、そのまま家に帰れそうなジャケットとパンツ。しかしこのひと私服のセンスもいいので普段着でも衣裳のようだわ。それにしてもポロシャツ…ポロシャツ……かなり衝撃だった…髪型(オールバック)とかメガネ(ロイド眼鏡ってんですかね)はあのロン兄のままだったたけに。インストアどころかお部屋に呼ばれた気分に……。
しかし始まってみればオン・ステージ!ラッセルは美声を響かせ踊る踊る、ロン兄は表情をぴくりとも変えずにガンガン弾く。シンセと声だけなのに音の層が厚い!ラッセルはほんとにすごいな〜、ファルセットも地声も美しく、今なおこの美声をキープしていると言う…歌詞含めリフがとても多いのですが、音源よりも繰り返しを増やしてグルーヴを積み上げていくのが格好いい。だんだん呪文みたいに聴こえてきて、やがて記号化されていくような。魔女!魔女がおるで(魔法使いじゃいかんのか)!て言うか美魔女か。80sどころか70sからのエレクトロポップ、キラキラディスコ、ハイエナジーサウンドでブイブイ言わせます。ダンス・ダンス・ダ〜ンス!かつての男子も女子も笑顔笑顔で踊ります。
終盤はロン兄と言えばあのダンス、のかけっこダンスも見られて大盛り上がり。ラッセルに促されておずっと出て来たふりして、カウント数えてニヤリとした途端スイッチ入ったーと弾けんばかりにダンス・ダンス・ダ〜ンス!もう女性だけでなく男性もキャー言うとりましがな、愛されてる…ちょうキュート。
自然に笑顔、自然に手拍子、自然にダンス。スパークスを聴くとああ音楽って本当に楽しい!といつでも思い出せる。もうこのお年始ライヴ、恒例にすればよい。てかしてー、またすぐ来るよって言ってたからお年始でなくても春でも夏でも秋でもいいよ!そしてまたバンドセットでフェスに出たり…勿論単独もあったりすると嬉しいな!
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