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2013年01月03日(木)
『ホビット 思いがけない冒険』(HFR3D)

『ホビット 思いがけない冒険』@TOHOシネマズ六本木 スクリーン5

ぴーとさんご推奨のHFR3D(ハイ・フレーム・レート3D)で観てきました。HFR3Dとは、通常24コマ/秒のところ、倍の48コマ/秒で撮影、映写される3D映像。ひえー、本編上映前の予告で観た他の3D映像とはあからさまに違いましたよ。残像がない。目の処理速度に映像が追いついてるってことですね。綺麗過ぎて画面がフラットに見える、照明が平たく当たってる感じで陰影のメリハリが少ない印象はありましたが、3Dにも関わらずディテールがシャープに見えるところや、広大な緑の草原の美しさ(これはそもそももとの草原が美しいのか)は素晴らしかったー。

おそろしいことにわたくし『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を観ておりません。見終わったあと友人に「えっ、一緒に観なかったっけ?だから誘ったんだよ!」と言われた。それ多分『ハリー・ポッター』シリーズと混同してる。その友人は友人で今回三部作と言うことを知らず、エンドロールが出た途端に「えっ!続くの?」と声に出して驚いていた。そして案の定ふたりともガンダルフとダンブルドアを混同していた。

そんなこんなで知識は彼女から教えてもらったものとぴーとさんのテキストが主です。細かい設定を沢山とりこぼしておろうが大層楽しく観られた。てか中つ国に住みたい。つうかビルボん家に住みたい。居心地良さそうだし、ごはん沢山蓄えてあるし(そこか)、出不精にこんな魅力的な住居があろうか。そんなのんびりさんのおうちを散らかしたドワーフたちに最初は敵意さえ抱きましたが、翌朝それなりにおうちを片付けて旅立ってたとこであ、いい族かも…と思い直した。そしてドワーフはイケメン揃いだった。キーリ(男前兄弟の弟の方。弓矢使う子)絶対人気出る。でも髭なくなったら区別つかないかも知れない。トーリンは風格イケメン!勿論もとの顔の造作もイケメン!

そんなドワーフたちとホビット、魔法使いの凸凹チームはアパッチ野球軍のごとく?皆さん得意分野はありそうですが、それが存分に発揮されるのはこれからなのかしら。完全無欠な集団じゃないからハラハラドキドキ、多分これから諍いとかあるんだろうなあ。全員無事で祖国を取り返せるといいよね!皆無事がいちばん…自己犠牲とかそういうのは心のなかに常に持ってるので充分よー、そう思ったことがだいじなのよー、実際に執行するのはイヤー!いや執行することになってもそれでひと(妖精?族?)が死ぬのはイヤー!そういうのつらいからイヤー(レミゼを観たばかりだからか敏感になっている)!おうちが故郷が心地よいからこそ郷愁を抱き、だからこそその郷愁を抱くことが出来ないドワーフたちの故郷をとりかえしたい…と共感し決心したビルボの冒険が無事終わることを祈るよ!

そうです原作も未読です。結末知らないから今後が楽しみですよー。と言う訳でこれからも観ようと思います(その前に『ロード・オブ・ザ・リング』を観るとよいのではないか)。

そうそう茶色い魔法使いのおっちゃん、髪の毛なんでガビガビなの…と言う理由が判った時点ですんごい「…好き!」となりましたわ。私もうさぎのそりに乗りたいです。しかしあれからどうなったんだろうこのひとたち…後でまた出てくるかなと思っていたのですが。次作には出るよね!きっと!で、白い魔法使いと仲直り?するといいよ!