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2011年07月15日(金)
『アノ窓、コノ窓、灯火トモセ。』

極東最前線/巡業2011『アノ窓、コノ窓、灯火トモセ。』@Shibuya O-EAST

イースタンユースのライヴはいつでもタイマンで、いつでもこのときこれっきり。今日で最後になるかも知れない、それはなにごともそうだけど、吉野さんのMCのこともあって、特にそれを強く感じたなー。

私の考えとあなたの考えが違ったとしても、お互いの考えは尊重する。そして、そのうえで、自分はこうする。必ずひとりで立っている。ときに照れくさそうに、ときに茶化しつつ、しかし感謝の気持ちは隠さずに、そしてお互い信じる道を行く。

二度と会えなくなったひとたちのことを思い出したりした。死んでるひともそうだけど、生きててももう会えないひとってのはいるものだ。時間が解決するとは言っても、その時間がもうないかも知れない。普段からそれは意識するようにしているが、それでもときどきうっかりする。しかしそのうっかりは必然でもあったりする。どうにもならないことは必ずある。それを忘れないように。

4月の極東のときはまだなんとも言えない空気がライヴ会場にあって、もやもやした思いをどうすればいいか考えあぐねていた様子がステージ上にもフロアにもあった。しかし今日は、その辺りがしっかりと形になってきていた。

もともと暑いのは苦手な上に、こないだ和田先生が亡くなって、アベくんの命日ももうすぐだし、昨年の夏は本当につらいことがあったしで、もう夏に対して恐怖感みたいなものすらあるんだけど、「夏の日の午後」を聴いたときほんの少しだけそれが緩和されたんだ。夏に聴けてよかったと思ったんだー。いいライヴだった、聴けたことに感謝。

あれだ、これから夏がつらくてイヤだなと思ったら、イースタンユースのこととクラウドのこととアルクマのことを思い出そう。今年は楽しい夏になるといい、そうしたい。素晴らしいライヴをありがとー!

それにしても地震、全く気付かなかった……。