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2011年01月15日(土)
HURTS Japan Tour 2011

HURTS Japan Tour 2011@duo MUSIC EXCHANGE

やー、なんだかライヴ初めにいい感じのハッピーなライヴでした。歌の内容は悲恋ものだったりするんだけどね…いいライヴだった!

会場に着くと、アダムが体調不良で今病院で治療を受けており出演はキャンセルとのアナウンス…残念。後日ミッチさんのブログで知りましたが、なんでも来日前に抜歯した傷口にバクテリアが入ってしまったそうです。おだいじに。急遽ギターなしのセット変更でリハが長引いたようで、開場がちょっと遅れました。出てきたセオが「アダムが出られなくてごめんね、ショウマストゴーオン!」つった(泣)。と言う訳で初見が変則セットになりましたが、これはこれでエレポップ度が増しててよかった…次の機会を今から楽しみにしようと思います。

セオさんは大層端正な顔立ちで、若い頃のデヴィッド・バーンを彷彿とさせたんですが…しかし、髪型とか、仕草とかが……もう、もう、モリッシーで!なんだ、あれだよあれ、誰だっけ、自分の映る水面を眺めて水仙かなんかになっちゃった…「神話に出てくるバカそっくりだよ!!」@動物のお医者さん。いや、セオさんはバカじゃないよ!賢そうだったよ!素敵です!まあ仕草がいちいち面白い…見てて飽きない……前奏とか間奏の時マイクコードをいじったり手遊び(この言葉小学生相手にしか使ったことがないよ今迄)するのが面白い……いやその手がまた綺麗なんですけどね。で、伏し目がちがデフォルト。しかし唄い出せばこれが熱唱!しかも安定してる!これはいい…演奏もしっかりしてる。佇まいは80年代エレポップリバイバルな感じだけど、カウベルの音をシンセで鳴らすティアーズフォーフィアーズ(だいすきー!)を思い出す曲もあったけど、ライヴで観るとこれはしっかりしてるわ。懐古趣味にも感じない。いい!

あのヴォーカルの子サマソニではすごい緊張してて手が震えてたんだよと後で教えてもらいまたビックリ。半年足らずでこんなに堂々としたパフォーマンス(唄ってない時は手持ち無沙汰だが)!ひとめに晒されれば晒される程輝きを増す子のようです。これは将来も楽しみだねえととしより目線になる。そして実際見ると意外とゲイゲイしくはなかった。PSBみたいに匂いたつサムシング(笑)はない。しかし曲間用意したカーネーションをバンバンフロアに投げていたのだが、自分の胸ポケットに入れていた深紅のバラだけは前にいた男性に手渡ししたところ、狙ってるなーと思った(笑)。男女ともに愛されるといい!

そんで噂のサポートのオペラ歌手、リッチーがオリバー・カーンに似ていた…で、サッシュベルトの位置に両手を置いて唄うわ唄うわ。唄ってない時は前を向いて仁王立ち、微動だにせず。ソロも素晴らしかったで!そして歌もすごいがキャラ立ちっぷりもすごい。挨拶する時もロボコップ演芸の音が聴こえてきそうだったよ、ギーガシャンギーガシャン。このひともセオもうたぢからがあるなあ、聴いてて気持ちがいい。

一時間ちょいでしたが(持ち曲まだそんなにないしね)ギュッとつまったいいライヴでした。いやーよかった。

よだん。日本語がいちいちおかしい。と言うか日本のレコード会社はどういうふうにHURTSを売りたいのかわからない(笑)。
・Hurts ― The official Hurts website