I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2009年11月21日(土) ■ |
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千葉三昧 |
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あんまりライヴの内容について書いてない(苦笑)。今気付いたがどっちも20周年がらみだった。
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THE BIRTHDAY Tour “愛でぬりつぶせ” 09@千葉LOOK
整理番号1〜2番がとれてしまい…運を使い切った気がしてならない。
あまりにも個人的に思い出深いものになってしまったのですが、このチケットとれた日にアベくんの訃報があったんですよね。そもそもとれると思っていなかったところに当選通知が来て驚いて、「うっそお、他にLOOK当たったひといるかな?」と2chのバースデイスレッドを見に行ったら、アベくんの訃報でパニックになっていた。そのあとのことはあんまり憶えてない。
しばらくしてチケットが配送されて来た。ライヴハウスには開演ギリギリに入ることが多いので整理番号の確認もしていなかった。数週間経って、一緒に行くポンチさんに渡すため封筒から出してなんとなく眺めてみたら、整理番号がA-1となっている。……いやいやきっとFC先行分とかのが前に50枚くらいあるんじゃないの、いやでもバースデイってFCないよな(ないよね?)、いやいやきっとイヴェンター先行とかの枠が前にある筈だ。
と思ったものの、この番号を無駄にする訳にはいかんよ!と、開場前にLOOKに向かいました。そして実状は、ハコ売り分の番号と自分たちがとった分の番号を5番ずつ入れて行く、と言う形だったので、まあ殆ど変わらなかった。ひえー。
と言う訳で、LOOK行ったことのあるひとたちから散々「キャパ200くらい」「シェルターくらい」「ステージ低いから半端に後ろだと全く見えない」「最前か、後ろにある一段高いところじゃないととにかく見えない」「でも雰囲気がすごくいい(笑)」と聞いていたので、覚悟を決めて最前に行きました(ハルキくん側)。皆さん落ち着いていて、半券切ったらフロアに駆け込み「走らないでください!」なんてこともなかったし、LOOK側の対応もしっかりしていてよかったなあ。
ステージとフロアの間は50cmくらいか?その狭い50cmの間にムービーカメラマンさんが入ってきた。ポンチさんと「ひゃー、ずっとここにいるのかな」と小さい声で話したら聞こえたらしく「そうです、ずっといます」とにっこり。
客の邪魔にならないように、袖側のステージとスピーカーの間の、すっごい狭い空間に身体を潜らせて(スペース50×50cmくらいしかなかったんじゃないかなあ)、膝を曲げっぱなしで姿勢もあまり変えられない状況で撮り続けていました。いやもう尊敬した…あまりに近かったのでファインダーがよく見えたんだけど、ピントを合わせるだけでなく、物理的に腕を伸ばしたり曲げたりすることでアングルや距離に変化をつけ、格好いい映像を撮っていた。記録用なのかオンエア用、ソフト用なのかは判りませんが、すごいなあと思いました。
ライヴが始まると、とにかく圧はすごかったが(アバラの下が帯状に青タンになりましてん)おまっ出てってくれ!と言うような暴れ方をするひとは周囲にはいなくて、やっぱ大人と言うか慣れてんなあと言うか。暴れ方にもいろいろあるやん…スタンディングでぎゅうぎゅうになるとホンットおまえは何しに来たんだと思うひともいますからね。キャットファイトもなくバカ男子もおらず。バースデイだからそうなのか、痛い目に遭ったことがあるひとが多いのか、思いやりがある感じがしましたよー。ヌルいってことではなくて。
ライヴはとにかく最高。爆音の上モニター通さない地音/地声迄聴こえます。チバくん地声もデカいよ!しかし「タランチュラ」辺りからだったかな、途中から妙にヴォーカルの音程がおかしくなり、音も小さくなる。あれ、PAトラブル?チバくん音程とれてない?珍しく音痴に聴こえるよ?と思ったが、実際は自分の耳がイカレて一定の音域が聴き取れなくなっていたのでした。あちゃー、こうなるんだと妙なところで感心した…。
2曲目でいきなり「愛をぬりつぶせ」だった。ちょっと照れてしまうタイトルと歌詞だけど、もうねえ、そんなん恥ずかしがってる暇はねえだろ、いつ死ぬかわかんねえぞ、あんたも私も!と言う実感がヒシヒシとあるこの頃なので、今日この時ここで観られてよかったなあとしみじみした。今日と同じものは二度とないよ!何に関してもそうなんだよね。
いつ死んでもいいってのは、今死にたい訳じゃなくて、今死んだとしても後悔しないってことだよなと思う。受け入れられるかそうでないかって言う。
面白かったチバくんのMC: 「千葉県の“千葉”と、俺の名字の“チバ”は何が違うの?」 アクセントのことを訊きたかったんだと思うけど、意味が通じなくてフロアがシーン(笑)。
LOOKは20周年だそうで、『20th Anniversary 6×9=53days』(ん、今気付いたが何故54daysじゃないんだ?)として二ヶ月いろんな対バンや豪華なラインナップ続きのようでした。受け取ったフリペに「毎回のようにツアー初日に来てくれこの店を全国区にしてくれました。そんな彼が『The Birthday』として初登場(中略)出演依頼したら即決デス。嬉しいに決まってます」と書かれていました。そうだーLOOK知ったのってミッシェルからだったわ。いいとこだった、おめでとうございますー。また行きたい!
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やべー、耳鳴りすごい。千葉モノレール(初めて乗ったー楽しかったー!)経由で海浜幕張へ。ごはん等食べてまったりするが耳が元に戻らん。諦めてメッセへ移動。
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electraglide presents Warp20(Tokyo)@幕張メッセ国際展示場
!!!(2曲)→Clark(トイレ並び中)→Battles→O.N.O→カニンガム→ハラカミ→LFO(後半)
久々のエレグラ、WARP RECORDS20周年おめでとうパーティとして帰ってきました。ラッキーだったかいやなグルーヴ略してIGに遭遇することは殆どなくフロアは快適(まあゴミは相変わらずすごかったが…)。音もBattles以外よかったように思いました。てかちょっとしかいなかったけどRoom11は結構音よかったような。
しかし今回9-11ホールで、フロア以外の運営やら何やらがいろいろ…(苦笑)クロークブースが屋内で飲食ブースが屋外という。荷物がぬくぬくで客が凍えるのか!まあ客は買ったら中に入れるけど、屋台のお店のひとはずっと外だよ。あの寒い中。あれはちょっとかわいそうだったなあ。ごはんもおいしかっただけに。飲食ブースとトイレの混雑っぷりはとにかくすごかったので(やーでもその間観られたClarkはVJ含めよかったなあ)、動員とスペースがつりあってなかったように感じました。フロアは丁度いい感じだったんだけど…。あと駅からの誘導サインが全くなかったので、1-8ホールに行っちゃって(しかも何故か開いてるのな)迷子になってるひと多数(自分含)。ちなみにタイムテーブルは運営側ではなくタワーレコードが独自に作ったやつをブースで配布してくれてました。知らないひといたんじゃないかな。
いやでも楽しかったですよ。
と言う訳で、!!!(ヴォーカルのひとが短パンじゃなかったよ)後トイレに行ったら30分近く並ぶ有様だったので、これは下手に移動すると目当てが共倒れになる…とウェザオールを断念(うわあああん)、Room9に居座ることに。
Battlesは半分以上が新曲、ちょっとまったりモード。うたものも多かった。音が拡散してしまう感じで、生楽器メインのライヴだからか?と思ったものの、やたらスタイナーさんがドラムキットから離れるし、何かトラブルでもあったんだろうか。それにしてもスタイナーさん、リキタケウチみたいになってた。白シャツだったし。内容がわるいとは思わなかったし、単体で観たら楽しめたと思いますが、この流れの中ではちょっと肩すかしでした。また来てねー。
するする前に行けたのでここから最前センター。O.N.O格好よかった。
カニンガムは前回出た時と使ったネタがかなり被っていたけど、当然構成は変えてきていてやっぱり面白かった。前回欧州圏のひとがどん退きしたと言うナチスの映像は少なめ、全裸の男女殴り合いモチーフはエログロ度増量、ウィンドウリッカー、ラバージョニー、プレステのCMのやつ(みつあみの女の子の顔が奇妙な左右対称になってるやつ)、スターウォーズときて間に暗黒アンビエントのような映像も織り込んでいた。新規と言うか初めて観たのは、女の子が泣きじゃくり乍ら踊ったり暴れたりしてスカートめくると中から妖怪でろでろがどばーな映像だけだったかな。それにしても号泣してブッサイクになった顔やボコボコで血だらけになった顔撮るの好きだよねえ。つくづくカニンガムはどSだと思った。細身長身のイケメンなのにねえ(笑)。あと腕がながーいと思った。それはともかく映像と音の同期がとにかく格好よく、すっごい入り込んで観てしまったよ…踊る暇もありゃしません。
そういや件の殴り合い、前回結構批判的なブログ記事とか見たけど、これって女も殴り返しているところがミソだと思います。今回男が吹っ飛ぶところで歓声があがった時はニヤニヤしちゃった。ちなみにえーと、男がむけた映像の時には男の歓声があがってました(笑)。
WARP20だけにAFXやスクエアプッシャー来ないかなと期待されていたけど来なかったので、ウィンドウリッカーの映像が出た時の歓声はすごかったな。
で、そんな後に出て来たハラカミくん、いきなり「おはようございまーす!」ときたもんだ。「なんで僕がここにいるのかわかりませーん!」だって。WARPにそんな縁ないもんな(笑)。「出番早目にって頼んだんだけどこの位置ですよ!(出番前なので)全然他のアクト楽しめませんよ!」もう最初からキレ気味です(笑)。この手のライヴであんなにべらべら喋るひと初めて見た。しかし音の方は仕込みを結構変えており、ハラカミくんなのにバッキバキな音。おおう好戦的!文句言い乍らもやる時はやります、仕事人です。流石に疲れていたので後ろに下がって聴きましたがよかったなあ。「これでやっと客としてLFOを楽しめます!」と帰っていきました。なんだよいいひとキャラで〆るのかよ(笑)おつかれさまでした。
で、トリのLFO。もう明け方なのに速い速い。素敵なトリだったー。
長丁場でしたが流れがよかったのか、落ちずに連続して楽しめました。皆さんhappy birthday warp records!とか言ってて、ハッピーな雰囲気でよかったな。
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今迄でいちばん千葉の奥に行ったー。初めて乗る路線も多くてそれも楽しかった。遠足。
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