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2009年11月06日(金)
『お茶とおんな』とか

山の手事情社『山の手・女祭り・男祭り「お茶とおんな」』@小劇場 楽園

二本立て公演、まずはおんな編から。メディアと、オフィーリアと、阿部定の茶飲み話。ギリシャ悲劇と、シェイクスピアと、実在の人物ですな。

観ている最中はただただ楽しみ、展開に考え込み、役者の魅力を堪能し(格好いい清水宏が観られると言う…これは貴重だぞ!)、観た直後は今年25周年の山の手が培ってきたメソッドや、安田さんの演出術等についていろいろ思うところがあった。で、その感想を書こうと思っていた。

しかし今日はちょっと事情が違った。

帰宅したら、宮崎にいる母方の叔父から手紙が届いていた。若い頃の母の写真が沢山同封されていた。母方の祖父の家から出て来たそうで、諸事情あって父には渡せないので、気を遣ってこちらに送ってくれたのだ。母が亡くなってからは疎遠になっていたし、今の住所も知らなかった筈だが、交流のある横浜の叔父に訊いたのだろうか。「これは(私と姉)ふたりのものである」と書かれていたのが有難く嬉しかった。

そこには初めて見る母の姿があり、それは今の自分よりも若い。一緒に写っている父もそうで、どちらも笑顔ばかりだったのでよかったなと思った。自分の知らないおとことおんなの父母がそこにはいて、数時間前に観て来た芝居のことをふと思い出した。

来週はおとこ編を観る。その時もちっと山の手について考えたことをきちんと書きます。

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■小劇場 楽園
初めて行きましたが、うわここジァン・ジァンぽい!客席が二面あるとこといい、真ん中に柱があるとこといい。うわー初めて来たのになつかしいよ…

■裕美さんに先を越された(笑)
今日もらった仮チラより。
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自転車キンクリートSTORE『富士見町アパートメント』@座・高円寺1
2010年2月27日(土)〜3月14日(日)
作:鄭義信、マキノノゾミ、赤堀雅秋、蓬莱竜太
演出:鈴木裕美
出演:清水宏 他
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舞台は、あるアパートの一室。
同じ舞台装置で四人の作家が書き下ろす、
四つの物語の連続上演!!!!
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こ、このメンツの中にあかほりが……!わあーあかほりさんの脚本で観たい演出家ってのはいろいろいて、筆頭がスズカツさんだったのですが、裕美さんが先だった(笑)
てか裕美さん演出のじてキンも久し振りですね。楽しみ

■はあー
シャンプーハットのあれ、再演しますように……(泣)