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2008年01月14日(月) ■ |
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『残魂エンド摂氏零度』 |
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デス電所『残魂エンド摂氏零度』@ザ・スズナリ
お誘い頂き行ってきました。前回観た時は駅前、今回はスズナリ。おおうキャパ増えてますがな。次は円形だそうです、ひょー。
段取りが多い装置と演出で、前回はちょっとしたタイミングのズレから崩れてグダグダになってうわーがんばれーと言う印象でしたが、今回は精度が上がっていた感じ。そういう意味では危ういと言うか繊細と言うか安定感がないと言うか。しかしそこが巧く行けばね!面白いと思いますー。
ストーリーも痛いことを結構書いていて、作家の方も繊細なんだろうなあと思いました。顔が見えないweb上でのやりとりで疑心暗鬼になる様子がポップに描かれていた。大人になるとそこらへんの感情の処理が上手くなってくるもんだけど(処理=消化にはならないが。隠すことや不感症を装うのが上手くなるとも言える)、こどもは学習=痛い目への免疫がない分直球で腹に受け止めちゃうからそこでうっかり死んじゃったりするし。
で、そこらへんをギャグで茶化したりするところが照れなのか逃げなのかちょっと掴めなかったところもあり。個人的には第三舞台の面影が見えたけど、多分これはこっちの深読みだろう。
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終演後はカレー食べ乍ら赤堀作品がいかに素晴らしいかを語る会になった(笑)いやマジで今年のあかほりからは目が離せませんよ…離すとあかんような気がする……。あとねこがいかにかわいいどうぶつかとかそういう話。
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