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2007年09月09日(日) ■ |
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『怪獣と美術 ―成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術』 |
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『怪獣と美術 ―成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術』@三鷹市美術ギャラリー
今年はセブンが40歳なのよー。ウルトラマンは秘かにチェックを続けています。でっ、近場の三鷹で展覧会があると言うので観に行ってみた。そしたらオープンして2日目だった。な、なんかすごいファンみたいだ…(前日と同じパターン)。
しかしこれ、かなり充実してました!ギャラリーと言ってもスペースかなりある。展示数も多い。デザイン画だけでなく立体作品も多数。成田亨さんの作品を中心に(青森県美所蔵の作品も来てました)、高山良策、池谷仙克、原口智生等ウルトラマン製作、現在の怪獣製作にあたっている美術家たちの仕事がどどんと観られます。
シュヴァンクマイエル展と2日連続でキメラちゃんを沢山観た…(苦笑)でも成田さんの怪獣はグロくない。それは成田さんが怪獣を創るにあたって「1:動物をそのまま巨大化しない。2:動物同士を合体しても、奇形化はさせない。3:身体に傷をつけたり血を流させたりしない。」と言う三原則を立てていたからでしょう。どっかしら愛嬌がある。カネゴンとか、口ががまぐちですよ!カネゴンが土管のある空き地にぽつーんと座ってる油絵とかあってかわいいやらせつないやら。
どうでもいいが土管のある空き地って、ドラえもんでも定番でしたが実際に見たことがない。都市開発が進んでた頃の東京周辺には沢山あったんでしょうか。ウチの田舎の空き地には野犬とかがいたよ…(本当)。
「怪獣の皮膚を触ってみよう!」ってコーナーに、ぬいぐるみの切れ端が展示されていました。べたべた触る。ニヤニヤ。
それにしても大人の客が多かった。自分の怪獣をねんどでつくろう!ってワークショップも行われているようです。『三鷹大決戦』ってタイトルとかついてんの(笑)こどもも行けばいい!
■関連記事: ・asahi.com『怪獣生んだ絵心 成田さんらの作品展』 ・SankeiWEB『クールな怪獣アート いまも色褪せない斬新デザイン』
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三鷹はおまつりで、ギャラリー下が丁度おみこしが出発するところだったのでにぎわってました。見物出来てちょっとラッキー。ムーバスに乗って吉祥寺へ移動したらこちらもおまつり中。秋だー!はよ涼しくなってくりー。
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