I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2007年06月28日(木) ■ |
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ひきつづきいろいろ |
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■『YOU ARE BEAUTIFUL AT ALL TIMES』YPPAH ぎゃー。ジャケ買いしたようなものだがいまごろハマッている、NINJA TUNEの新人さん。なんだよ先月来日してるよ…DJセットだったそうだけど。気付くのが遅いよ自分……(泣) ひずんだ音質のブレイクビーツにスクラッチノイズ、かわいめ(しかし哀愁も)のメロディでスパッと構成されてるのが多いかな。1曲大体2〜3分、アルバムトータル37分ちょいってとこもいい!一筆書きのようなシンプルさがあるんですが、実は練りに練ってるような。俳句か!かわいい! 何か音の感じがLIONROCKを思い出させる…気のせいか……。あとOKIHIDEくんとか(このふたり全然違うやん) テキサス州出身ってのは意外だー
■『ERA VULGARIS』QUEENS OF THE STONE AGE おえーすごくいい!すごいキャッチーじゃないか?相変わらずリフとかはヒネッてて格好いいが。カサカサした音質も好きー。あとジョシュの声が幅広くなったような…全部唄ってる?えっこれジョシュだっけ?と思うようなところも。 本編には入らずwebでMP3ファイルを公開していたタイトル曲は、日本盤ボーナストラックに収録。レズナーさんのコーラス、すごい目立ってる(笑) なんだっけロックスターシンドロームだっけ…あのー売れちゃったことに罪悪感を感じる、もしくは売れたことで周囲から疎外されるって言う……そういうのに結構悩まされたとか何かでジョシュが言っていたような記憶があるが、そこらへんのスレスレをずっと走ればいいじゃないとか思った(鬼)いや何か…最近村社会と言うものについて考えることが多いので……
あとASH(3人になったねえ…今回がCD形態として出す最後のアルバムってホント?)とかVELVET REVOLVER(おっちゃんが本気出して仕事に打ち込んでる姿は時代錯誤と言われようがなんだか心を打たれます)とかSATELLITE PARTY(あああ、邦題『ペリー・ファレルのサテライト・パーティ』ってピッタリだああ。何か声から癖が抜けてるような…怪鳥音があんまり聴かれないよ…でもその分聴きやすいかなあ)とかBLACK LIGHT BURNS(電気ビリビリ)とか。何げにリリースラッシュ。
■『すべてがFになる』原作:森博嗣、作画:浅田寅ヲ 表紙が描き下ろしだったのでついつい。あの絵柄が文庫サイズでどんだけ読みづらくなるか!と思ったが、まー綺麗に縮小されていて…ここらへんやはりデジタル入稿出来るようになったっての大きいのかな。 でも浅田さんはアナログ原稿の時からすんごい綺麗な描線だった。 しかしやはり目が疲れる(笑)出来れば原寸で観たいです…
■『約束された場所で ―underground 2』村上春樹 何故にー、違う出版社から出ているのかー。Amazonで「あわせて買いたい」を見なかったら気付かないままだったかも。 こちらは「オウム側」の証言。巻末に村上さんと河合隼雄さんの対談。 ----- 河合:(悪の定義は難しいと言うことについて)善が悪を駆逐するというか(中略)悪のための殺人って非常に人数が少ないです。それに比べると善のための殺人というのはものすごく多い。戦争なんかそうです。だから善が張りきりだすとすごく恐ろしい。でもだからと言って「悪がいいです」なんて言えませんから、すごく困るんですわ。 ----- オウムが善として行った殺人と、それを糾弾する善と。どちらにも言える
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