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2006年09月01日(金)
『DUMB SHOW ダム・ショー』初日+わたくしあまかったですわ

8月30日付の『THE GREAT WESTERN』感想に補足。ロキノン最新号のジェイムズインタヴューによると「今回も詞先」とのことでした。ひょえー、甘かった自分。えーとそうなると、これからのマニックスってどうなるんだ?楽しみでもあり怖くもあり。あーそれだけに、だからこそ、ソロのライヴを観たかったよ!ロキノンの表4にライヴの広告載っててさ!必見とか書いてあってさ!必見言われても来ないんじゃー!!!(泣)

いやでも…ジェイムズってすごいねと改めて思いました…。まだまだ聴いていきますよ。

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『DUMB SHOW ダム・ショー』@シアタートラム

笑いで破滅するひとを描いた『小鹿物語』、人間のいや〜な部分を露悪的な迄に描いた『噂の男』ときて、これです。偶然ですがいい流れだな。イギリス人のブラックユーモア、“ゴシップのお化け”タブロイド紙の記者とスキャンダルを抱えるコメディアンの攻防戦。以下おぼえがき。

・トリオ、膨大な台詞量、ひとつの言葉であっと言う間に攻守が入れ替わる緊張感は、昨年の『胎内』を観た流れから行くと非常に興味深いものでした
・で、今回はイギリス人の資質で観たらドッカンドッカンウケるんだろうなあと
・い〜や〜だ〜な〜〜〜
・初日のせいか?ブラックだからか?笑いが微妙です
・この居心地の悪さが面白かったりする
・何が「みんなそう思ってる」「みんなが知りたがってる」じゃ、ボケー!とかも言いたくなる
・「みんな」に私を入れるなよ!とかね
・それは自分が安全なところにいたいからか?
・知りたくないことってのはあるのよね
・が、耳に入ってくると「なになに」ってなることってあるわよね
・まあそれにしても、タイトルのひっかけにもある通りバカしか出てきませんよ…
・それを観ているこっちにもそれは跳ね返ってきますけどね
・あーもうバカばっかだ…と半笑いでどんよりしますよ…
・しかしいいとこついてます。嫌な話だね〜ってのを突き詰めると何か、せつなくなってきますよ
・書き割りのような舞台美術。舞台裏のコンクリートはむき出しの状態。ポップで軽薄、ぺらぺらの事実とどこにあるか判らない真実
・場面転換ごとの暗転とストップモーション、小道具の用意をするのがホテルの従業員(的な扮装をしたスタッフ←これに関しては9月21日付の日記に補足があります)、と言う仕掛けも面白かった
・さてダブル浅野にダブル鈴木ですが
・和之さんがものっそいショウビズに染まったバカだー
・温子さんがものっそいエロいーそしてバカだー
・浩介さんがものっそいいやなやつだーバカだー
・勝秀さんはものっそい醒めているーバカではないー(笑)
・役が、ですよ!そして演出家としての仕事が、ですよ!
・あれ、この流れで行くと演出家としてではないスズカツさんがバカみたいではないか(笑)
・そ、そんなことはありません!!!
・まあ人間はバカだと言うことですね…

プログラムがタブロイド版。ニクい作りになってます。明日は作者のジョー・ペンホールとスズカツさんのポストトークに行ってきます。いきなり決まったもんで調整にあたふたですよ!ふんがー!ジョーさん来てるなら飛行機飛んでるんじゃん!ジェイムズもニッキーも来れるじゃん!このやろー!(やつあたり)