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2006年07月22日(土)
ジェローム・ディロン インタヴュー

昨年秋のツアー初日に倒れ、何本かライヴをキャンセルしたNINのドラマー、ジェローム・ディロン。ハラハラしながら経過を窺っていたひとも多いと思います。ウチも動揺しっぱなしでしたな…。彼は結局バンドを脱退、その後2ヶ月ちょっとで自身のリーダーユニットnearLYのアルバム『reminder.』をリリースしました。それがまたいーアルバムでー!てのもウチに書きましたな。

鈴木喜之さんのサイトにインタヴューが掲載されました→Interviews - Jerome Dillon(nearLY)-

アルバムのコンセプトから制作の経過、アートワークに関して、物議を醸したトレントとのオンラインでの罵り合い(わらいごとにしておこうと必死で微笑)の顛末、フラジャイリティツアーでの話…こんなに濃い話が日本語テキストで(そう、現時点で日本でインタヴューとれてるのはここだけだ!)読めて嬉しい!インタヴュアーがすずきさんで嬉しい!キャーすずきさんステキー男前ー!(とここで言う)ありがとうありがとうおおおおお(泣)

ファントム・ペインって消えないと思うんだよな。まあ消えないにしても、引き出しから出てこないようには出来る筈だ。それが抑圧にならないためにはどうすればいいか。違う形でアウトプットして消化=昇華するか、自分が“そっち側”に行くか。方法はいろいろある筈だ。ジェロームのやり方はこれだった、と言うことかな。

インタヴューを読んで、興味を持った方は是非聴いてみてくださいな。ちっちゃなレーベルから出ているので在庫が薄く、入手には手間がかかりますが、その手間をかけても聴けてよかったなーと思える作品だと思います。

とりあえず通販ではここがあるでよー→『リマインダー』nearLY
そうだよ日本盤出たんだよね…まさか出るとは思わなかったので(おい)Amazon.comで買って、届いたらケースがばっかり割れてたんだよねー!(泣)こっちも買ったろうか…。来日公演、実現するといいな。まあ気長に焦らず!そんでまた、あのドラムが聴けたら嬉しいな。