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2006年05月28日(日) ■ |
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『MYTH』楽日 |
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『MYTH』@青山円形劇場
はやいー。あっと言う間だったー。いいカンパニーだったな、いい話だったな、いい芝居だったなあ。初日の時点でもう「うわー終わるのさびしー」とか思ってましたが、まあそれも舞台の宿命。記憶にしか残りません。でも非常に音楽的でもあった。集まって、セッションして、また会えたらいいねとさようなら。
Cブロックでした。篠井さんの肩ごしにアツヒロくんが見えたり、にゃきゃやまさんがステージ下をよつあしで移動するのが見えたり(笑)、アングル的にも面白かった。
終盤の緊迫感がすごかった。「お前も誰かに見付けてもらえるといいな」と言っていた父親が、「私を見付けてほしい」、「葬ってほしい」、と言うところ。実体感がない父親。触れようとしても逃げてしまう。追いかけても追いかけても逃げる。掴んだ時には死んでいる。思いは残る。その思いを持って、息子は家を出て行く。
とてもいい千秋楽でした。カーテンコールは3回。スズカツさんを呼び出す?とアツヒロくんが歩み寄ろうとしたら、スズカツさん自分の席のところで挨拶してもういいよう、って逃げ腰で、そしたら隣席のひと(演助の長坂さんかな?)から「ぐずぐずしてないで出らんかい!」みたくどーんと押し出されて(笑)ステージ上に上がってました。この照れ屋め!かわいい!だからシマリスと言われるんだ!(暴言)
あーこんなシマリスみたいなひとが何でこんな素晴らしい舞台を作れるのでしょうかね…たまりませんよ…。auのリスモのシルエットがスズカツさんに見えてきますよ…(壊)
3部作構想もあるとか。『LYNX』『MYTH』と来たので、次は『NY**』かな?気長に楽しみに待つことにします。また10年後かも知れないけど(苦笑)
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■飴屋さんが 『MYTH』をご覧になったとのこと。「こどもをつくりたい」『胎内』と、父親と息子の話『MYTH』。いろいろ考えちゃった。 そういえば『ドナドナ』の照明、倉本さんだったな
■土曜日 朝っぱらからサガラさんと演劇の熱い話。蜷川さんと野田さんと鴻上さんとケラさんと松尾さんと長塚くんのこと、PARCOとコクーンのレパートリー傾向と、某劇場の一貫性のなさ=貸し小屋に徹してる?の長所と短所とか
■『ジャケット』 スティーヴン・マッキントッシュ(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で大麻栽培してたコ)が出ていたよ。久々に観たー
■ロックストック繋がり イサムの『トランスポーター』TVでやってて、ついつい観てしまった。イサムステキー。全然プロの運び屋じゃないけどな!ルール厳守と言っておいて自分で破りまくりやん。そんなマヌケなところも面白いのでもはやチャームです。2もきっとヌケ作くんなんだろうよ…でも楽しみだよ!
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