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2005年09月25日(日)
『小林一茶』+ブート

こまつ座『小林一茶』@紀伊國屋サザンシアター

偶然だけど、『吉原御免状』→『小林一茶』→『天保十二年のシェイクスピア』の順でスケジュールを組んだのはラッキーかも。時代もの、井上ひさし作品。いのうえさんは3年前に『〜シェイクスピア』の演出をしている。『〜シェイクスピア』でも“座”が深く関わっているんじゃなかったかな(2002年版は未見)。

十七文字中に宇宙を詠む俳句に賭けるひとの話ですが、作家の業は恐ろしいよ…と思いつつ井上さん自身もそうなんだろうなと思ってどよーんとした気持ちになりました。またすんごい面白いしね。観客だからこういうこと言えるのであって、当事者、関係者はたまったもんじゃないよなーと。外野は楽だ。呑気だ。本当に面白かった。3時間半の上演時間は苦になりません。サスペンス的なハラハラドキドキもあるし、言葉遊びの妙は堪能出来るし、退屈する暇もない。でも根が重い。啓蒙するつもりはないかも知れないけど、気付けよオラ、これでいいのか?と言われている感じがする。面白いけど何だか後ろめたい。爽快な幕切れだけど何だか気持ちが沈む。怖い話だよー。

日本人のいーとこわるいとこを目の当たりにするってのも嫌な気分だ。“座”のしがらみね。いーとこではあるんだけど。利害関係とか馴れ合いとかの長所と短所が…要は人身御供だし。まあ自業自得のところもあるんですが。ああ親切じゃないなあこの感想。観てないひとは何だか解らないでしょう、すみません。自動書記ですんでこれ。

出演陣は皆素晴らしかった!北村くんも緑子さんも。個人的には高橋長英さんの役どころ=竹里がガツーンときました。竹里は自分であの道を選んだけど、結果的にそうさせたのは誰なのかな。いや、やっぱり自分のせいなのかな。切ない。

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■買いましたヨー
ブート。サマソニに絞る筈が、古くなったビデオがDVD化されてたりしたんで数本買い直したりもし…いいんだこれは部屋を片付けるためだ!ビデオだとかさばるんだ!と自分に言い訳。
千葉の映像と大阪の音源をとりあえず。大阪の映像はないのかな。
千葉の映像は、場内にあったスクリーンを撮ったものなんで一応プロショット(笑)ブレるけどね…まあブートだからな…。目的はフルレングスだってのと、スタファカのあの笑顔だったので満足です。でもひとにはすすめません。まあ値崩れしてからでもいいんじゃないの…オークションとかに出回るんじゃないの…。
「WISH」のカット割り、MTVと同じだった。てことは映像自体はMTVは持ってる筈だ。なのに何であれしかオンエアしないんだYO!(泣)
大阪の音源、やっぱり音が細い。でも臨場感はあります。「CLOSER」で感極まっている男の子の声とか入っててオモロイ。
トレントの「オオキニ」も入ってるよ!(笑)
話に聞いた通り「何でここで?」ってとこで花火の音が2箇所。ひーどーいー。しかも1箇所は「SOMETHING I CAN NEVER HAVE」の時。間奏のとこだったとは言え、よりによってこの曲の時に花火なんて!(泣)トレントもチラチラ上空を見ていたらしい。そりゃ気になるわな。翌日のOASISの時も同じ状況だったそうで、あんまりだよね…。
落ち着いて聴いてみると、ライヴで観た時には注意が行かなかった(おとなしいので・笑)アレサンドロが今後の鍵になるんではないかと言う気がしてきた。まあチャーリーもそうだったしね…あのバンド形式がどうなっていくか楽しみでもあります。
あとアーロンがやっぱり面白いなー、好き放題弾いてる感じで。ロビンがああだったから、俺はこう弾いてやる!みたいなつんのめりもなく、ホントに好き放題弾いてる感じ(笑)
何故かおまけトラックで前回来日公演@大阪城ホールの音源が5曲入ってまして、続けて聴くとアレンジの違いとかが面白かった。あと初来日ってのもあって客の盛り上がりが凄い、もう帰さん!みたいな(笑)