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2004年11月10日(水)
LIBRARIES GAVE US POWER

マニックス新譜関連のインタビューは大体出揃ったかな。あとSN**ZERくらいか…。邦訳されたものはひととおり読みましたが、うわっと思ったのはDOLL誌掲載、ジェイムズへのインタビュー。

「あの曲(「MOTOWN JUNK」)には「I laughed when Lennon got shot(ジョン・レノンが撃たれた時には笑っちまった)」というフレーズがあります。この一節は、ことこの日本では、長い間あなた方というバンドを象徴するものとして受け取られてきました。つまり旧世代への断固たる拒絶という。たとえば「I laughed when Richey disappeared(リッチーが失踪したときには笑っちまった)」とどこかの若手バンドに歌われたとしたら、あなたはどう思いますか?」

…こんなことを訊くのは小野島某くらいだ。あんたなんてこと訊くんだ!と言う思いと、あー訊くひとがとうとう現れた、訊くべき時が来たのかも知れないなと言う思いと。それに対するジェイムズの答え。

「実は、その質問をしたのは君が初めてだよ。長い間、ジャーナリストにその質問をされることを待っていたんだ。十分にフェアなことだよ。」

以降は本誌読んでみてください(転載ってどこ迄許されるか判らん…しかしこの記事、訳が読みにくかったー)。このバンドは作詩と作曲チームがかっきり分かれていて、詩チームはニッキーとリッチーな訳で。リッチーは今はいないけど。まあ、このバンドは一蓮托生みたいなところがあるし、インタビュアーも相手が思慮深いジェイムズだからこそ訊いたのかも知れないな。

ニッキーに訊いていたらどんな答えが返ってきただろう。いや、ニッキーが思慮深くないってんじゃないよ!むしろ切れ味鋭過ぎる返答でしょう。でもニッキーにリッチーのこと訊くと泣いちゃうからやめといてくれ。

イラク戦争に関しての見解もジェイムズならではだった。

多分マニックスはずっと聴いていくだろう。どるさん言うところの「心の一軍ベンチ」にいるバンドです。

図書館で得た知識で権力を手に入れ
勤勉な労働によって自由を得た
その報酬は一体いくらなんだ?
薄っぺらな威厳を手に入れる為の報酬は

11日は図書館が舞台の作品『ディファイルド』を観てきます。何故か17日初日と勘違いしていて、昨日気付いて焦った焦った。