I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
|
2004年11月02日(火) ■ |
|
『la』『BENT』関連+α |
|
■『la ―Live Recordings From Sun 2004』UA
菊地さん絡みで久々にUA買いました。『SUN 2004』ツアーからのライヴ盤。G. 内橋和久、B. 鈴木正人、Drs. 外山明、Sax. 菊地成孔、Key./Cla.清水一登、Tp./Flh. 佐々木史郎。ホーンアレンジは菊地さん、ミックスはZAKさん。もんのすごい贅沢ですがな!
CDだと隙なく音が拾えてて、なおかつミックスも緊密な仕上がりになってるのですが、実際にその場で聴いていたらどんな感じだっただろう?管楽器含めてのちょっとしたブレスとか、ウィスパーヴォイス、タンギングの返りが絶妙なんです。それこそ針1本落ちた音すら聴きとれるのではってくらい。今回のツアー会場にトリフォニーホールが入っていたのも成程と言うか…。現場では気付かなかった音も相当入っているのではないかと言う印象も。うーんライヴでも聴いてみたかった。両方聴いた方、どうでしょ?
「情熱」のアレンジが凄い。リズムセクションがかなり面白い。ベースラインがたまらん、Drs.も歌う…と言うか、もはや踊ってる。それに加えてずっと右っかわで鳴ってるPerc.音はどうやってるんだ?Key.で鳴らしてるのかな…メンツを見るとPerc.人員はいなかったようだし。朝本さんのオリジナルアレンジもかなり好きだったんだけど、今回のアレンジ、凄く好き!イントロ、アウトロとかもっと引っ張ってくれ!と思う程、演奏のせめぎ合いも凄い。しかしここはUAが主役と言うことか、すっきり終わりますな。スパッと終わるのは潔い…うーん違うな、寸止めみたいで気持ち悪い〜。その寸止め感を楽しめと言うことか(笑)全編ホーンもいい配分で聴けます、「踊る鳥と金の雨」のやつが楽しい。
演奏と歌の刺すか刺されるかってくらいのバトルっぷりも凄まじいので、そちらの面でも楽しめると思い…いや、ひょっとしたら楽しむ域ではないかも知れない。ステージと客席の間に結界があるような…決して共有出来ない何かがある。本能的な恐怖感すらわきますな。近付くと喰われる!みたいな。とてもじゃないがBGMでは聴けません。聴きながら文を書いたら自動書記で違うこと書きそう。聴きながら外に出たら川に飛び込みそう。閉塞(密室)感と開放感の奇妙な同居。いっそのこと全くのアンプラグドでやっても面白かったかも知れない。
それにしてもUAは鳥みたいだなあ。声にしろ姿にしろ。菊地さんが猛禽類と言っていたのも頷ける。
****************
■貴重なものを〜! 東京に遊びに来たタカマツさん(絶賛大掃除中)が「こんな切り抜きが出て来た」と新聞の切り抜き(のコピー)をくれました。なんとこれ、1980年に書かれた淀川長治さんの『BENT』@ニューアポロシアター(ブロードウェイ)レビュー!
■正確には 『ラブシーンいろいろ』と言うタイトルで、映画や舞台のいろんなラブシーンを紹介した記事。『また逢う日まで』のガラス越しのキスシーン、『バルセロナ物語』の水中でのキスシーンときて、『ミッドナイト・エキスプレス』のシャワーに隠れた男性同士のキスシーン、そして『BENT』の、触れ合わない言葉だけのラブシーン。「当夜のニュー・アポロ劇場の場内はこの異様なラブシーンに静まりかえった」とあります。ああ淀川さんにスズカツさんやアッカーマン演出の『BENT』を見せたかったよ!(涙)マックスをマイケル・ヨークが演じていたとのこと(写真はリチャード・ギア版のが使われてます)
■しかし 何でこんな記事をスクラップしてんですかタカマツさん…すごいよ…いやーホント有難うございます
■『BENT』と言えば tptが12月に再演するらしい。キャストは誰かな、演出はまたアッカーマンかな。今度こそ観に行くぞ
■レイフ・ファインズがバイトをするなら サラリーマン役って観たことないよね、今迄どういう職業を演じたっけ?って話から。軍人(シンドラーのリスト)とか作家(ことの終わり)とか探偵(アベンジャーズ)とか貴族(オネーギンの恋文)とか犯罪者とか(それ職業違う)だもんねえ…コスプレも沢山してるねえと言うことで、じゃあこれ!となったのがアンナミラーズ。看板娘になることでしょう。いや〜似合うと思うなあ、あの制服
■『マダム・メルヴィル』@スフィアメックス 30日に観ました。追憶劇はいつも切なくて残酷。捨ててもいいし忘れてもいいんだけど、そうはいかないなあ
■『ヴィタール』 中島陽典さんが出るって昨日知った!あ〜楽しみだ〜早く初日にならないかな
■すごい! 田臥選手、NBAフェニックスサンズ開幕登録メンバー(12人)入り!
|
|