初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2004年05月31日(月)
早稲田演劇博物館に行ってきました その1

↑こういうお菓子ありそうだなあ、お土産屋に(笑)

タカマツさんが東京に遊びに来ると言うので、以前からやりましょーと言っていた早稲田大学坪内博士記念演劇博物館ツアーが決定。22日にキタハラさん、やまこさんとご一緒させて頂きました。10時に早稲田駅集合。学生気分でウキウキです。

早稲田大学校舎の建築がいちいち素晴らしくて!考えてみれば大隈“裏”ばっか行っててキャンパス内には入ったことがなかったんだった…。演劇博物館も、16世紀のイギリスの劇場を模したと言う素敵な洋館。バルコニーとかもまんま『ロミオとジュリエット』のセットで使えそう。実際にこの建物を使ってロミジュリを上演したこともあるとか。うわー観てみたかった〜。

床は全て板張り。うぐいす張りかってなくらいギュイギュイミシミシ。でも手入れが行き届いているようでとても綺麗。雨の日とか土足で入っていいものかなんて躊躇してしまいそう。こういうとこに来ると動きも何だかおしとやかになりますわ(笑)はかないものには優しく触る本能みたいなもんが働きます。ああそれにしてもカメラ持ってくればよかった〜。館内の撮影は禁止ですが、外観を撮りたかった!こういう時は携帯があるといいね…やまこさんがばしばし撮っているのを指をくわえて見てました。

そうそう、この博物館は早大文学部の設立者・坪内逍遥博士にちなんだものなのですが、この坪内博士がかなりツボで!か、かわいいよ!(失礼)ブルーナおじさんもそうだけど、白髪メガネヒゲに弱いのよ…入口近くに建ってる胸像もか〜わいいの〜☆ス〜テキなの〜☆日本文学の権威に何をぬかすか。しかも行ったこの日が誕生日と言うじゃあ〜りませんか、すごい偶然。誕生祭ってことで朗読会等が催されていたようです。

3階建ての各部屋・どのセクションもすごい充実振りです。以下印象に残ったものをおぼえがき。

■シェイクスピアの世界
常設。本場のグローブ座の模型や、日本での上演記録、その時のポスターなどなど。当時はS席が¥1だよ!いいな!登場人物の名前が日本風にアレンジされていておかしい。当て字もすごい、でも雰囲気出てる(笑)フランダースの犬は「ぶち」、ネロは「きよし」みたいなもんか?(@トリビア)

■篠田正浩監督特集
六世中村歌右衛門記念・特別展示室での企画展。歌右衛門が実際におうちに置いていたと言う柱時計がステキ〜。今でもちゃんと動いていて、時を刻んでいました。
篠田監督の過去の作品資料がビッシリ。奥方・岩下“象印夫人”志麻さまとのお仕事も満載です。受賞も多いので、トロフィーもズラ〜ッ。『鑓の権三』で受賞したベルリン映画祭の銀くまもあった。くまかわいい〜!実物観られて嬉しい〜

■逍遥記念室
常設、逍遥博士の小部屋。上品な家具に蔵書の数々。豆本コレクターだったことがわかりニヤニヤ。お絵書きも展示されていました。この絵がかわいくてさ!(またか)カエルが好きだったのかな、カエルの絵が結構あって。そして羊の装飾品が多いので何故だろうと思っていたら、博士の干支が羊なんだそーで。だはあ!そんなとこもかわいい!(かなりヤラれたらしい)

■遊園地再生事業団と宮沢章夫
企画展。過去の上演作品の映像、宣美などなど。ラジカル・ガジベリビンバ・システム時代のものもあって感激!歴代出演者のコメントや写真も結構あって面白かった。いや〜戸田昌宏さんとか手塚とおるさんはホント綺麗なひとだね〜。復活してからは観ていないので、今度の『トーキョー/不在/ハムレット』は是非行こうと思ってます