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2003年12月20日(土) ■ |
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大竹しのぶ一人舞台『POP?』 |
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大竹しのぶ一人舞台『POP?』@スパイラルホール
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セットリスト(うろおぼえ)
(instrumental:DOWNTOWN) 01. 名前のない鳥 02. 銀座カンカン娘 03. コーヒールンバ 04. キャンディ 05. ガラスの林檎 06. 悪女 07. 花 (instrumental) 08. 恋 09. 女に 10. OVER THE RAINBOW 11. HAPPY CHRISTMAS 12. 見上げてごらん夜の星を
encore 12. 明日があるさ
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「ごめんなさいねえ、唄っちゃうんですよ。チラシには『一人芝居』じゃなくて『一人舞台』とは書いておいたんですけどね、お芝居だと思って来たひともいると思うんですけどねえ、我慢してくださいね(笑)」。
そんなMCで始まった、大竹しのぶさんのトーク&ライヴ。構成・演出がスズカツさんと最初に聞いた時は相当ビックリしましたよ!ブランチ繋がりかな?
“POP”と解釈される名曲の数々をカヴァーし、間に楽しいお喋り。このお喋りが面白過ぎた。野田秀樹さんもさんまさんも子供たちも皆ネタにされました(笑)こんなこと喋っちゃっていいの?てなこと迄。でもふたりの子供たちのことを本当にかわいがっているんだなあと思える話が満載で、微笑ましかったなあ。『エレクトラ』取材でギリシャに初めてひとり旅をした話、『奇跡の人』取材で三重苦の子供たちに会いに行った話はとても興味深かった。
スズカツさんらしい構成だなあと思ったのは、小川美潮の「恋」とジョン・レノンの「HAPPY CHRISTMAS」をとりあげたところ、詩の朗読と演奏のセッションがあったところかな。「恋」は、『銀龍草』で篠井英介さん演じるフミが、松重豊さん演じるミタムラに思いを寄せるシーンで使われていた曲です。前奏聴いた時はビックリしたし、すごく嬉しかった!
大竹さんの歌は普通に楽しめました。しかしやはりすごいなあと思ったのは谷川俊太郎の「女に」を朗読した時。少女、おんな、老女。それが全て表情の変化、声の抑揚、仕種で表現される。一挙一動にひきつけられました。
個人的に嬉しかったのは、山崎まさやんの「名前のない鳥」が聴けたこと!1曲目だったしもービックリした!元ちとせちゃんのヴァージョンを聴いた時にも思ったけど、この曲女声ヴォーカルにもすごいハマるよねえ。メリィさんがちとせちゃんのサポートやっているから、そこから選曲されたのかな。勿論まさやんのオリジナルも大好きです。あと「コーヒー・ルンバ」のアレンジが物凄く格好よかった。かなりねじれた展開で、しのぶさんこのオケでよくメロディーとれるなあと思った程でした。横川さんとメリィさんの演奏が聴けたのも嬉しかった。先日のメトロファルス、仕事で行けなかったしね…(涙)。
あっ、あとねえ、丸山敬太さんの衣装がすっっっっっごいかわいかった!後半の白のスリップドレスもステキだったけど、前半の黒のドレスがすっっっっっごいかわいくて!文章で説明出来ない自分がもどかしー。絵なら描けるんだけど…(笑)どっかに画像が出るといいなあ。このかわいい衣装を着こなせるしのぶさんもすごいと思った。かわいいひとだね。
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