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2003年06月25日(水)
『トゥー・ウィークス・ノーティス』

『トゥー・ウィークス・ノーティス』@新宿ジョイシネマ2

ウチの姉は「レイフ・ファインズみたいに唇の薄い男は信用出来ない」と言うひとなんですが、ヒュー・グラントのことは大好きです。ヒューだって唇薄いやん…。

じゃんけんに負けた(私の希望は『NOVO』でした)と言う理由で観ることになったのだが、上映開始時間がウチの職場の定時からしてかなりギリギリ。「ヒューの為に定時ぴったりで仕事を終わらせなさい!」「ヒューの為にお走り!」と言われました。働きました、ヒューの為に。走りました、ヒューの為に。間に合いました。…なんか悔しい。ヒューさんには何の恨みもありませんが。

それはともかく、楽しく観られましたー。ジョージのダメっぷりも、実際に近くにいたら嫌だろうけど、ヒューさんがやると憎めないわ。でも一緒に仕事をするのは嫌だわ(笑)

優柔不断なジョージと、仕事は出来るが不器用で、理想家肌のルーシー。

結婚式に出席している最中に、着る服を選んでほしいとジョージに呼び出され激怒するルーシー。そんなことで呼ぶな!とそら怒るわな。でも、ジョージは「(そんな時でも)携帯を切らないのは、呼ばれたがっているからだ」と言う。確かにこれも頷ける。しばらく観ているうちに、ルーシーは結構世話焼きで、ジョージは甘え上手だな、と思い始める。

食事の時に、ちゃっちゃとお互いのおかずをとりっこしてるとこが面白かった。最初ルーシーのグラスに、自分のドリンクの氷をぽんぽん入れ出したジョージを見た時はなにごとかと思ったけど(笑)それがめちゃめちゃ自然。いいコンビじゃん!

お互いにない部分を補いあったり、お互いにある欠点を指摘しあったり。傷付くことも言われちゃうけど、それは本当のことだし、自分でもなんとかしたいと思っている。それをはっきり言ってくれるひとはなかなかいない。

そんなこんなで凸と凹はうまい具合にぴったりに。よかったな!と言うラスト。ジョージが初めて書いた(それまでは勿論ルーシーが書いてました)演説原稿がまたいいんだ〜。一緒に行った姉のお友達は泣いておりました。いい話や…。

あ、あと本物のノラ・ジョーンズが出ていたのでビックリした。

ところでサンドラ・ブロック嬢は、ファインズさんの次作(今秋クランクイン予定『VAPOR』)での相手役と言うこともあり、偵察(何の…)も兼ねてまして。star-sさんに「サンドラって“現代アメリカ女性”ってイメージじゃないすか。レイフが泣いたら『うざいわね!』とかって殴られそう」って言われたんですが(笑)確かに強そうでした。…ファインズさんを殴らないでね、泣かさないでね。仲良くね。

あ、でも時々かわいいのよー。出前の注文(中華料理かな?なんかうまそうだったよ)する時「私はいつも一人分よ」ってちょっと寂しそうに言うとことか(でもすっごい量頼むんだよね(笑))。それが最後は二人分のオーダーを嬉しそうに…かわいかったっす。

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■早!
ずっと在庫切れだった『オスカーとルシンダ』原作が、amazonユーズドストアに出品されていた!即注文。2日後には届いていた。
出品していたのは業者さんらしく、本の状態も綺麗で感激。『映画原作』って、ファインズさんとケイト姐さんの写真(オスカーとルシンダが庭で呑みながら話してるシーンね)が載った帯もきちんとついてるの。皆さん古本買うなら古書かんたんむさんで!いいとこだ!大事にします!
ヘヴィーな内容みたいなので覚悟して読むぞ。1日4章ずつ、1ヶ月で読了予定

■BAILA 7月号
普段は読んでない雑誌なんだけど、虫の知らせか(笑)手にとってみたら『気がつけばいい男はみんな「フロム・イギリス」』って特集が組まれてて、ファインズさんが載っていた〜。いろいろジャンル分けがしてあって、彼は「舞台出身」でした。写真が若い。いつのだこれ。ステキ〜これだけの為に買ってしまいそうに。
ちなみにヒューさんは「ゲイ」枠。『モーリス』のイメージが強烈だからでしょうか。わざわざ「本人はゲイではないが」と注意書きがしてありました(笑)
ティム・ロス、ゲイリー・オールドマンは「怪優」。同じとこに分類されてるとこがらしいと言うか、嬉しいと言うか。そしてジュード・ロウは「若手」。もう充分貫禄ついてるのにまだ若手扱いか〜!それはどうなの…