I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
|
2002年09月01日(日) ■ |
|
なぜその場で気付かんのか |
|
フジでのペッパーズ・ジョンのソロ曲「BOTH SIDES NOW」ってあれだ、昨年の『欲望という名の電車』で最後にかかった曲だ!と、今頃になって思い出す。あの舞台の選曲は全てスズカツさんがやってるんだけど、偶然にしても嬉しいなあ。
と言う訳で好きなおかずは最後に食べる派、お楽しみはあとにとっとく派。ペッパーズのフジブートビデオを観る。ジェーンズと同じカメラ・同じ位置で撮ったもののようだが、人口密集度が極端にあがっている為か、画像ブレが多く音もかなり悪い。が!いいんだそんなことは!と言うかこんだけ映ってれば上出来でしょう、日本国内のオーディエンスショットで。あと、メンバーが中央に集まることが多いのでワンカメでも結構全員映るんだよね。
しょっぱなのインプロ合戦〜「BY THE WAY」はホント格好いいなー。何故にこれをオンエアしないのだWOWOW!改めて観るとなんじゃこの暴れっぷり。ジョンなんて2年前とは別人のようだ。アンソニーのヘンな踊りも満載よ。彼も2年前(武道館2日目から脚が不調になった)とは大違いで跳ねる跳ねる。ホントにヘンな踊りだ…なんて言えばいいのか……ステキだね!(笑)このひとのコンディションがかなりいいってのは嬉しいなあ。うた、うまくなったよなあ…つうか声がすごい伸びるようになったよね。
それにしても…チャドが素晴らしいよ!当日いた場所が、丁度見えない位置だったんだけど、音の存在感はすんごいものがあった。映像が付くとまたすごいなあ。「VENICE QUEEN」の最後とか、ちょっと泣けた。あんなことをやっていたのねえ(涙)
フリーがピック弾きの時はあまり動かない。そらなあ、1曲まるまる16ビートのやつとか、暴れている暇もないか。ピックを使う時だけリストバンドを着けている。負担が大きいのかな。腱鞘炎に気を付けてねー(ひとごととは思えない現在)「DON'T FORGET ME」の、ベースをギターみたいに弾く音が格好いい。ガッガッってやつ(これは手弾き)。MCや仕種がすごくチャーミング。あーすごい好きだこのひと。お父さんにしたい。クララは幸せもんだ。
あいだあいだに入るジャムはやっぱこのバンドならではだなー。「AROUND THE WORLD」、「PARALLEL UNIVERSE」に入る前のとか、すんごい格好いい。はーすごいしか言ってないぞ。
しっかしやっぱジョージ・クリントン翁との「FREAKY STYLEY」っしょ!ビデオパッケージにタイトルの記載がないってことは、このパッケージ作ったヤツは2ndを聴いてないなコラ!2ndのプロデューサーが翁なんだぞコラ!(誰に言ってるんだ)「GIVE IT AWAY」もいいけどオンエアするならこっちでしょWOWOW!いろいろ規制があるんでしょうが。まあ自分が観られたからいいや(酷い)。
途中モニターにからまったマイクコードをアンソニーがえいえい引っ張ってるところ(これかなり笑える。このひとなんでいっつもローディーに任せとけよってことを自分でやるかね<アンプを自分で片付けたりとか(笑))に翁がやってきて、「これを使うのだアンソニーよ」みたく自分のマイクを渡したら、アンソニーが「えっ、そんな、先生いいんですか!?」みたく一瞬固まるのがおかしー!(大笑)かわゆいアントワン!(もう言いたい放題)その後翁は悠々と歩いて行き、ジョンのマイクを分捕って使っていた。素晴らしい御大っぷりです。面白過ぎます。アントワンはアントワンで、その受け取ったマイクで物凄い気合いのシャウトをカマしていた。「先生、ボク頑張ります!おまえらー!先生に心意気を見せちゃれー!」みたいな。そして翁にハグされてまた固まっている。いやー小僧だよ翁がいると…貴重貴重。結構退きのカメラなのに、皆歯が見えてるのが判る。笑顔でさー。嬉しそうでさー。楽しいなー。ああもう1ヶ月以上も前のことなのねー。
ああそれにしても。ビデオ1本でこんなに幸せな気分になれるっていいね。人間てカンタンだね。いや自分がカンタンなのか。ははははは。
|
|