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2002年03月10日(日) ■ |
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歩けば腹も減る |
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『Soul Containers-1』展@art cocoon
中山ダイスケ・八谷和彦・割石ヒロミ・片桐飛鳥・三宅道子(敬称略)のマネジメントを手掛けるart cocoonの展覧会。前日に引き続きteam_omoriで用賀へ出かける。
現在N.Y.在住の中山さんの作品を観るのは、昨年の小沢剛さんとのタイマン勝負展『クロスカウンター』以来。9月11日の事があった時、安否がとても心配だったが、何だか恐ろしくなって自分から情報を探す事が出来ないでいた。彼のプロデューサー/ディーラーの上沢さんとはメールのやりとりをさせて貰っていたが、彼女も海外出張が多い身、もし…と思ったら怖くて連絡がとれない。そのまま半年(もうあれからそんなに経つのか…)が過ぎていた。
年明けにケンイシイさんのweb日記で「中山くんにプロレス会場で(笑)会った」と書いてあったので、帰国してるんだ、無事だったんだと安心した。続いて先日、入会しているMLに、中山さんのインタビューが掲載されるとの知らせがあった。
[TOWN ART GALLERY]『目には見えない絵』中山ダイスケ
ようやく上沢さんに連絡する勇気が出た。丁度事務所を開放して、上記のグループ展を開催するいいタイミングだった。
作品を観せて貰いながら上沢さんに話を聞く。現場の近くに住んでいた中山さんは、2機目が突っ込むところも、ビルが崩落するところも肉眼で見たそうだ。この事件が、作品に影響を及ぼしている自覚もあるとの事。実際、帰国していた先週描き残して行ったと言う最新作は、偶然ながらも昨年の夏から描き始めていたと言う、燃える建物シリーズのものだった。今年の秋にグループ展を日本で開催するそうなので、今後どんな作品が出来ていくのか興味もあるし、それを興味として観てもいいものかと言う迷いもある。楽しみではある、でもそれは楽しみとして感じていいものなのだろうか?これはあくまでも自分の都合だが。
中山さん以外の作品は、初見の三宅さんのものが面白かった。ガラス作品。横須賀市から依頼されたと言う瓶のリサイクル作品や、廃棄物だった加工ガラスの崩壊を展示するプロジェクトなど、テーマの面白さと見た目の美しさが楽しい。八谷さんのエアボードのフォルム縮小模型などもあった。触っていいと言うので3人でベタベタ触る(笑)。やっぱり作品って、保存上の事もあって触れないものが多いのは解るけど、実際手に持てると嬉しいな。
3月9日と10日は『サンキューアートの日』だそうで、Jimbo Yukiさん手作りのクッキーサービスがあった。う、うまーい!販売もしていたのでお土産に購入。うまいんじゃーうまいんじゃー。ジンジャーティーも頂いて、長居しつつくっちゃべる。何故か山崎まさよしの話で異様に盛り上がる(笑・いや真面目な話もしてたんですが)。
art cocoonへ行く前に、大森くんがモデルのエキシビション『STRUCTURE』が開催されたEX'REALMのカフェでお昼ごはん。テーブル席がいっぱいだったので、奥のVIP席みたいなとこに通される。居心地いい〜。ごはんもめっちゃうまーい!何故か手塚治虫作品の話で盛り上がる。
夜は吉祥寺のまめ蔵で夕ごはん。うまーいうまーい。何話してたか忘れたけど盛り上がる(笑)。食べ歩きの様相を呈しつつ、濃くて楽しい2日間でしたん。
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