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2001年10月09日(火) ■ |
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『南条タマミの「恋愛開拓志」』 |
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友人の奥様タマミちゃん初のリーダー公演。今回はおどるだけでなく振付も担当して大変だ〜と言っていたけどどうなったかな。
大駱駝艦の公演は、全体公演の天武典式、おんなのこユニットのささらほうさらの他に、メンバー個々の活動も盛ん。今回は稽古場でもある本拠地壺中天で、月代わりにソロやユニット公演をする企画。スタンプカードも発行されており、いっぱいになったら1公演招待になるとのこと。
タマミちゃんの公演は、この企画の第6弾。恋愛をテーマにしたおんな4人とおとこ2人のユニット。おんなのこ3人がおしりを向けて丸くなっているシーンからスタート。そこにおとこたちがバイクか馬かに乗ってやってくる。最初はおとこの存在におびえていた彼女たちがやがて恋をして、喜びに溢れていく祝祭感覚が、からだの動きだけでなく衣装や表情の変化として気持ちよく現れてくる。これがすんごいかわいかった。
タマミちゃんは赤ちゃんからおんなになり、恋をしてどこかへ去っていく迄をおどりました。一緒に行った友人も言っていたが、「あんなにちいさいひとなのに、舞台で見ると大きく見える」。楳図かずおの赤ん坊少女タマミちゃんから名前を付けたそうですが、その名前の通り年令不詳、時間軸も自由自在。1時間半の舞台の中であっと言う間におんなの一生を飛び立って行ってしまった。表情の変化がすごいんだよ!
選曲も面白くて、T-REXやゲンズブール(確か)、サンバ(!)だったり。それが格好いい!意外とハマるんだ〜。おとこのこダンサーのひとりは白粉の下にタトゥーが透けていて今時のコだなあと思ったり。
桟敷席の最前ド真ん中だったので全体の風景を見れなかったが、間近で観るおどりは迫力。動く度に白塗りの白粉が飛び散って、その粉塵や匂いも効果になっており面白かったです。
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