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とりあえず・・・


アンヘル氏のお母さんのお葬式が終わりました。

昨日はお母さんの遺体を前にみんなでお別れをして、
今日は朝からChurchに行ってお祈りをして、その後お墓に埋葬。

アンヘル氏家族がラテン系なので全てがスペイン語で執り行われて
正直言うとShihoさんちんぷんかんぷんだったのですが、
言葉の端々を拾っては理解する努力をしてました。

・・・だから人一倍疲れたんだな。(何もしてないのに)


アメリカ式のお葬式も初めてだったし、
カソリックの教会でのミサも初めてだったし、
何もかもが初めてづくしで私には良い勉強になりました。

アメリカに住んでる人がみんなどう思っているか知らないけれど
少なくともアンヘル氏の周りの人々は
火葬より土葬の方が良いと思っているらしい事も分かりました。

お母さんが亡くなってすぐお墓や教会の手配をしなければ
ならなくなった時にみんなで話していたのですが、
アメリカでもお葬式云々ってめちゃ高額なんだそうです。
生命保険で大体全部カバー出来るらしいんですが
保険の無い人はお墓が買えなかったりする訳で、
そういう人達は遺体を埋める場所が無いので
火葬するしか無いんだそうです。

で、以下うちら家族の会話。

アンヘル弟:「お墓無かったら火葬だもんな・・・
     とりあえず埋める場所確保できただけでも良かったよ」
弟彼女:「火葬なんて絶対嫌じゃない?
    遺灰を全部もらえるわけじゃないんでしょ?」
アンヘル:「火葬場って掃除もろくにしてなくて
     遺灰も前の人のと混ざってるらしいよ」
弟彼女:「えー!絶対やだ、そんなの!!」
Shiho:『・・・・・・( ̄Д ̄;)』


・・・ま。どこまで真実かは定かじゃありませんが
火葬=お金(保険)が無い人がするもの という認識があるようで。
あまり好まれていないっぽかったです。

ま、確かに土葬だと遺体の全部をそのまま埋める訳だから
何も無くならないし良い(?)のかもしれませんけど、
アンヘル氏のお母さんを埋めにいった墓場でお祈りをしてる時にも
自分の下に知らない誰かが埋まってるかと思うと
ちょっと不気味な気もしないでもなかったり。


埋葬式が全て終わってからは、
家族でお母さんの好きだったレストランで昼食。
この辺は日本と一緒なんだなぁ・・・と、妙に親しみが湧きました。
まぁ、「葬式で生ものは出さない」とかいう風習は無いだろうけどもw
・・・てか、元々生もの食べないしね(´Д`;)

生前のお母さんの徳の御蔭で、沢山の人がお葬式に来てくれたので
盛大な良いお葬式になったし、きっと天国で喜んでくれているはず。



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なに気に初体験でした(* ' ー')y-~


2004年02月28日(土)


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