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■ 夕暮れ時は
昨晩はろくに寝てもいなかったので 少しばかり昼寝をした。 起きると夕暮れ時だったのだけれど部屋には西の光は入らない。 天頂の光が少ししか入らないのだ。 夕暮れといえども天頂の明かりといえば青い。 部屋のなかは薄闇で、かすかな青で支配されている。 近くからはまるで音など聞こえずに どこか遠くの車の走る様な音、空気の音しか聞こえないのだ。 明け方の透明ブルーな部屋の中も似た感じだけど 夕方は特に切ない。 たぶん日が沈んで、一日が終わると本能でわかるからだろう。 夕暮れ時にたまに切なくなったりするのは 僕だけが感じる情ではないと思う。 素敵なものを見て共感するのと同じくして 夕暮れ時に得る様なこういう感情を他人と共感したい。
昼に上げたコロケットの油が堪えたのか 例の如く胃が痛い。 蜂蜜を入れたあったかいミルクを試してみようと思う。 日本は今、寒いのだろうか。 あったかいミルクを飲むとあたたまる季節なのだろうか。 この街はといえば、日中は半袖半ズボンで良い様な気候だ。
2001年10月19日(金)
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