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2020年06月18日(木) ■ |
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1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ! |
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映画「キングダム」(佐藤信介監督)から。 中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画の映画化、 漫画は読んだことはないけれど、なんとなく人気の理由がわかる。 場面設定などを文字しても説明しきれないので、 気になった台詞だけを紹介したい。 困っている主人公に道案内するシーン、こんな会話があった。 「金目当てか?」「悪いか?」「いやそっちの方が信用できる」 「こんな顔も名もわかんねぇ奴のどこが信用できんだよ」 今の世の中、狙いをはっきり示さずに、味方のフリをする輩も多い。 最後に、大どんでん返しで裏切られる・・そんなことも。 しかし目的は「金が欲しい」、金をくれれば何でもする、 その動機に裏はない。だから、信用しやすいということ。 何気ない会話だけれど、なるほどなぁ、とメモをした。 今回、取り上げたのは、もう一つのシーン。 「無念だった」というセリフが飛び交う中、 主人公の1人が、こう言い放つシーン。 「無念、無念って、1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ! もしお前が本当に死んだ奴らのことを思うんだったらな、 そいつらの見た夢を叶えてやれよ!」 死んでいった人たちの夢が夢で終わらないよう、弔い合戦をする。 そして、必ず勝って、少しでも夢に近づくようにしてやる。 それこそが「無念」という気持ちを行動で表すこと。 そう教わった気がする。漫画、読んでみようかなぁ。
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