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2019年09月19日(木) ■ |
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150年後、三枚橋城の跡地に、沼津城が築かれた |
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先日、訪れた「沼津明治史料館」の展示で、 あっ、やっぱりそうだよな、と思ったことがあったので、 今更恥ずかしいけれど、記録に残しておきたい。 沼津市には、戦国時代からお城がいくつかあり、 それも、武田軍の城だったり、北条軍の城だったり、 その配置を見ながら、戦さを想像するのは、意外と面白い。 それは、戦いを想像させる「将棋」ではなく、 陣地争いの「囲碁」の世界に近いらしい。 一番悩むのは、同じ城なのに年代によって、名前が変わること。 あれっ、この場所は「たしか、三枚橋城」だったよなぁ・・と 覚えていたら「150年後、三枚橋城の跡地に、沼津城が築かれた」 そんな記載を見つけて、ひとりで苦笑いすることもしばしば。 以前にも書いたけれど、世界史では、三国同盟は「日独伊」だけど、 日本史では「甲相駿」(甲斐・相模・駿河)だからなぁ。 その中でも、私の興味関心は、相手・敵側に寝返った理由など、 実際の戦いよりも、人の心の揺れの方。 この城の城主が寝返らなければ、時代は変わっていたかも、という、 「たられば」を想像することが楽しい。 歴史って、やっぱり面白いよなぁ。
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