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しもさんの「気になる一言」
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2019年01月29日(火)
友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である

1月13日、無事に終えた「成人式」の感想を、我が課のスタッフが、
業務報告で、こう記していた。
「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
ドイツの劇作家、アウグスト・ファン・コッツェーブーの言葉らしい。
友情は、最初の出会いの瞬間に何かひらめくものが必要だが、
本当の友情に至るには、時間を掛けた醸成が必要だということ。
そんな意味なのだと思う。
中学校を卒業して約5年の若者たちが、当時の友だちを見つけ
「懐かし〜い」と駆け寄る姿を目の前にして、同じことを思った。
まだまだ社会に出ていない彼ら彼女らが、これから長い期間を経て、
2回目(40歳)、3回目(60歳)の年齢になっても、
その関係を持続できたら、その時こそ「友人」(竹馬の友)と呼べる
人生の「果実」が手に入っているのかもしれない。
それは、いつも一緒にいる、という学生時代の「友人」ではなく、
年間に数度しか会わなくてもお互いを心配し合う
大人の「友人・親友・悪友」という関係になっているということ。
「果実」の数はそんなに多くなくてもいい気がしている。