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2019年01月28日(月) ■ |
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無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重した |
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全豪オープン女子テニス優勝の「大坂なおみ」選手の記事、 いろいろ読み漁ったけれど、コーチがイケメンとか、 家族構成とか、そんな記事は興味がなかった。 しかし、私の心を打ったのは「二重国籍」の彼女が、 3歳で米国に移住したにも関わらず、日本を選んだ理由。 ハイチ出身の父、フランソワさんの判断らしいのだが、 彼女が頭角を表してから、多額の支援を約束したと 伝えられている米国よりも、 無名の時から娘を支援し続けてくれた日本の恩義を尊重した、 そんなコメントにハッとさせられた。 日本全国の自治体で同じようなことが起きているからだ。 無名の時は、大した支援もせずに、一躍有名になると、 「わが街の出身だ」「わが街で育った」・・等の理由で 「親善大使」「観光大使」「ふるさと大使」などを依頼し、 機会あるごとに、自治体PRをお願いする光景を何度も見てきた。 さらに、また新しい著名人が見つかると、すぐに乗り換える、 そんな「自治体の広報戦略」が浮かんだからか、 彼女が「日本人で登録」を選んでくれた理由を目にして嬉しかった。 地道な支援こそ、花開いた時の感激は格別なのだと思う。
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