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2017年10月26日(木) ■ |
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どうして自治体同士が競ってるんだろう? |
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久しぶりに、最近、特に感じることを残しておこうと思った。 それが「どうして自治体同士が競ってるんだろう?」 私が奉職した頃(昭和56年)を思い出しながら振り返ると、 今のように、著しく他の自治体と比較したり、 競ったりするようなことはなかった気がする。 それは、行政職員だけでなく、そこに住む住民もしかり。 しかし、昨今の自治体間競争は、ふるさと納税だけでなく、 産業・観光を始め、イベント、子育て、移住定住促進政策など、 あらゆる分野で、競っている気がする。 それが住民の活動にも反映され、Twitter、Facebookなど、 自分の住むまちが一番好き、という投稿が繰り返されている。 そんな投稿を目にするたびに、個人的な人間関係と同じように、 ギスギスしたものを感じるのは私だけだろうか。 利益を追求せず、公平・公正を基本としていたはずの自治体が、 マスコミに取り上げられることを目標にしてしまったようだ。 同じ地域で行政運営を進め、歩調を合わせてきたはずなのに、 どうしてこんな関係になってしまったのだろう。 国全体、地球全体から考えれば、本当にちっぽけな地域だし、 もっともっと、助け合いながら・・とはいかないものなのかな。
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