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2017年09月12日(火) ■ |
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この街では、何十年も前から朝ブームです。 |
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信州安曇野の、観光情報誌だったかな。 表紙のキャッチコピーが、このフレーズだった。 「この街では、何十年も前から朝ブームです。」 その下には「朝が好きになる街 信州安曇野」の文字。 私にとっての通勤時の「柿田川散策」は、 まさしく「朝ブーム」に等しいから、メモをした。 この夏、毎朝、柿田川には「毛嵐」(けあらし)と呼ばれる 川霧が頻繁に発生した。 川の水温と空気の温度に、著しく差が生じると、 この現象が起こるらしい。 辞書によると「毛嵐」とは「海面から立ち上る水蒸気が、 陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧。 川や湖の場合にも言う。厳冬期の北日本に多い」とある。 これは寒い冬に起こる現象だとわかった。 柿田川の場合、冬だけでなく、夏も見ることができる。 気温と水温の温度差が15℃以上、風は穏やか、 暑い日の朝なら、ほぼ毎日のように発生した気がいる。 さらにネットで調べると、 「海水温が冷たい時に湿った暑い空気が流れ込んで発生する霧を 海霧」と呼ぶらしい。 では「柿田川の場合」は「川霧」と言えばいいのかな? この幻想的な「川霧」を、街のど真ん中で見ることができるなんて、 私は、贅沢な徒歩通勤をしているんだなぁ。
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