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2017年09月10日(日) ■ |
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普段着の芸から、時には余所行きの芸へ |
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二つ目の頃から応援している、沼津市出身の噺家(落語家)、 三遊亭橘也改め「三遊亭朝橘真打昇進披露興行」が 沼津文化センター(大ホール)1500人超満員で開催された。 三遊亭圓橘、三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、三遊亭円楽など、 お馴染みの師匠たちが顔を揃え、華やいだ興行となった。 特に楽しかったのは、仲入り後の「真打昇進披露口上」、 兄弟子や師匠たちの口上は、彼を励ます言葉に溢れていた。 中でも、直属の上司(笑)、三遊亭圓橘師匠の口上は、 真打としての心構えを、短いフレーズで表現してくれた。 (間違ってたら、ごめんなさい・・(汗)) 真打になったからには、二つ目とは違い、 「普段着の芸から、時には余所行きの芸へ」と。 もちろん観客の私たちにはわかりにくい芸の世界だけど、 私たちの会社員にも通じる考え方ではないか、とメモをした。 真打といえば、会社の管理職に相当するのだから、 出席する会議も、紹介される人も、今までとは違ってくる。 時には、慣れない挨拶や、判断・行動もしなくてはならない、 その自覚こそが、管理職として成長するコツですよ、 そう言われたような気がして、一言に採用した。 あっという間の3時間、1500人の笑いの渦に包まれたが、 「大切なのは、真打になってからのこれから」 「真打はゴールではなく、スタート」という言葉を、 支える私たちの心構えとして、応援を続けていこうと思う。
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