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2017年09月09日(土) ■ |
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それ何か?タイムスリップってやつか? |
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映画「メトロ(地下鉄)に乗って」(篠原哲雄監督)から。 「この物語は私にとっての原点です」と 原作の浅田次郎氏が語るだけあって、大満足で観終えた。 タイムスリップを題材にした作品は数あれど、 最後まで軸がぶれずに、ワクワクさせてもらいながら ストーリーが展開された作品は珍しいかもしれない。 「やっぱり親子だな、似てるよ。おやじに」と弟に言われ、 どこが似ているのか探していたら、奥さんに対する口癖、 「わかったような口を聞くな」が共通のメモとして残った。 さて、今回の気になる一言は、主人公が不可思議な体験を 笹野高史さん扮する会社の社長にしたら、返ってきた台詞。 「それ何か?タイムスリップってやつか?」 何が面白いかと言うと、主人公が勤めている会社が、 女性の下着販売会社で、キャスター付きの黒のバックに 「女性下着」を詰め込み、毎日、営業に歩いていたから。 もちろん、この台詞が発せられた時も、映像のバックには 女性の下着である真っ赤な「スリップ」が映し出されていた。 これは絶対、意識的だと確信して取り上げてみたが、 作品と全然関係ない視点で、誠に申し訳ない。 ただ、原作・脚本がしっかりしていると出来上がりもいいな、 安心して観ることが出来た、これ、私の本音である。
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