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2017年03月16日(木) ■ |
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竜宮小憎としては、まだまだだなぁ |
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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」から。 とりあえず毎回観ているが、なぜか、もの足りない。 何か視点を変えないと年末まで続かないかも・・と やや心配になって、キーワードを探していたら、 やっぱり「竜宮小憎」に辿り着いた。 「竜宮小憎」とは、静岡県浜名湖周辺で語り継がれている伝説で、 人が困っていることを、知らぬ間に手伝ってくれる謎の存在。 ドラマ内でも「柴咲コウ」演ずる「次郎法師」(おとわ)が 誰にも気付かれず、影で支える役として「竜宮小憎」を目指すが、 次郎法師(おとわ)が関係していることが分かってしまう。 そんな場面、彼女はこんな台詞を残して照れ笑いする。 「知られてしまったとは・・」と前置きをして、 「竜宮小憎としては、まだまだだなぁ」と呟く。 「人の役に立てる人間になりたい」と思うだけでも立派なのに、 「知らぬ間に」「誰にも気付かれず」を条件に入れるところが、 「竜宮小憎」のカッコいいところなのかもしれない。 このコンセプトを年末まで持ち続けられるのか、 ちょっと心配しながら、もう少し観続けてみたい。
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