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2017年03月15日(水) ■ |
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「遊び人くん、だめじゃん」「遊び人くん、上手いね」 |
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第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 2次ラウンドは、なぜか妻と一緒にテレビ観戦。 彼女の中では、野球でもサッカーでも、スポーツ全般、 日本人チーム同士が戦う国内試合には全くと言っていいほど、 興味がないらしく「国際試合」だけ、驚くほど燃える。(汗) 大事な場面では、テレビの前で正座をしながら応援しているし、 普段見たことのない文字が画面に出ると、必ず訊ねてくる。 今回は「坂本・遊」の「遊」が気になったらしく、 「ねぇ、あの『遊び』って何?」と、真面目な顔して。(笑) 「あれは、遊撃手の「遊」、ショートという守備のこと」とか 「その『ショート・ストップ』を『短遮』と訳したのは、 あの俳人、正岡子規なんだぞ」とか説明しても、 全然、耳に入っておらず、彼女の中では「遊び人の『遊』」。 だから、坂本選手が凡打すると「遊び人くん、だめじゃん」、 いい守備をすると「遊び人くん、上手いね」と私に話しかけるので、 その度に、私は笑いを堪えて、ただ頷くしかない。 ただ「どうして2塁と3塁の間には、遊び人くんがいるのに、 1塁と2塁の間には、いないの?」の問いには、答えられなかった。 基本、どこを守ってもいいんだよ、と説明しようと思ったけれど、 これ以上、詳しく話すと余計に混乱するだろうから、諦めた。 ただ妻と話していると、私の発想が乏しいことが分かって面白い。 枠にハマらないって、こういうことなのかもしれないなぁ。
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