|
|
2017年03月03日(金) ■ |
|
自然がくれた教訓よ。「思い上がるな」って |
|
映画「X-ミッション」(エリクソン・コア監督)から。 「トップアスリートたちの生身のスタントによる 迫力のアクションシーン」解説どおり、ど肝を抜く展開に、 ストーリーとは違う視点で、見入ってしまった。(汗) 過激な「Xスポーツ」(エクストリームスポーツ)は、 「自然に敬意を表する」ことが、成功の秘訣なのだろう。 何度となく、そういった表現が出てくる。 「自然がくれた教訓よ。『思い上がるな』って」 「自然を敬っていない。だから波とつながれなかった」 「俺たちの流儀で人間が壊した自然に、償いをする」 「風の流れを読む。風と同化する。でないと崩れる」 「自分の力だけで進むと、限界にブチ当たる」 「命がけで何かを得るのではなく、 大いなる存在と一体になることが目的だ」 「地球は死にかけていて、奪った資源を戻して再生したい。 命の源を守るのは当然の行為だ」 「悟りなんか求めていない。自然と同化して地球を救うんだ」 「自然の恵みに返礼をする。貢ぎ物をやるんだ」 環境保護の活動家らしい「8つの修練」だと感心したし、 自然と同化することの素晴らしさは、なんとなくわかる。 いくら机上で、自然保護を訴えるよりも、自然の恐怖を克服し、 自然のもつ懐の広さ、偉大さ、素晴らしさを体験すること、 これがどれだけ、保護活動の原動力になるか、を、 「オザキ」という彼は知っていたのだと思う。 自然と同化したとき、それは映像としても美しいことを知った。
|
|