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2017年02月16日(木) ■ |
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過去の延長線上に未来はない |
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内外情勢調査会主催(2月全国懇談会) 講師「小林喜光」氏(経済同友会・代表幹事) 演題「Japan2.0 最適化社会に向けて」から。 北は北海道、南は九州・沖縄から集まった、 約1,000人を超す聴衆は、日本の将来のあるべき姿を語る 彼の話に耳を傾け、必死にメモを取っている姿が印象に残った。 それは「過去の延長線上に未来はない」とする、 「経営者としての強い危機感」が伝わってきたからだろう。 グローバル化、デジタル化、ソーシャル化(多様性)が進み、 「統合化の反作用で分散の動き」が始まったことを指摘し、 まったく新しい日本の経済・社会システムを構築する必要性を、 「30年後にも持続可能なシステム構築」と提案している。 それは「改善」ではなく「改革」といった部類だろうか。 今あるものをうまく残しながら・・という視点ではなく、 視点、発想などを変えなくては構築できない 「まったく新しいシステム」に、日本の未来がある気がした。 そういう意味で「過去の延長線上に未来はない」のフレーズは、 企業だけでなく、私たち個人にも共通する考え方だな、と 定年をあと2年後に控えた私は。メモをした。
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