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2017年02月01日(水) ■ |
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勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがないんでしょ? |
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映画「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督)から。 正直、設定があまり理解出来ず、そのまま観終わってしまった。 タイムトラベルでもないし、過去を変えることにより、 今の事件・事故・犯罪等を防ぐ、という視点はわからなくはないが あまりにプライベート過ぎて・・・。 そんなことが出来る能力があるのならなら、 もっと大きな事件・事故・犯罪を防いだほうが・・と思うが、 そんな設定にはなっていないようだ。(汗) 気になる一言は、先生が生徒に教えた台詞、 「勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがない」を、数年後、 事件の真相が解明された時に、その先生に生徒が訊き直す台詞。 「勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがないんでしょ?」 聖職である先生の一言は、小さい子どもたちにとって影響力が強い。 その言葉を支えに生きていく人たちもいるくらい。 だから、その台詞を覆すようなことを先生が起こすと、 そのショックの大きさは計り知れない。 最後に、主人公が呟く。「先生は、正義じゃなきゃダメだろう」 そのとおりである。
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