初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2017年01月08日(日)
天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ

映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。
またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、
「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。
「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、
現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、
この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。
逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と
メッセージを残しているのだろうか。
こんな会話をメモして、気になっている。
「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、
「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。
そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」
「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」
宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。
恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に
足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。
映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。
恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗)
シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。
「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。
地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」
この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?