ほっこり日記
ふー



 本当にしたいこと。

楽しいというか夢中になれることが
どうも仕事中心になってきてしまった。
最近、夜中に二度三度と目覚めてトイレに立つ。

不眠の兆候なので以前に処方された
「軽い安定剤」を飲むようにしている。
朝まで目覚めないで眠れると、とても
よく眠れる。

もちろんお酒なんかでもいいのだろうけど
それはそれでかえって目が冴えてしまうこともある。
夜中に、しなければならないことをうつらうつらと
考えていて、はたと、目が覚める。

そうだ、アレの締め切りが、とか
アレをいっとかないと!、とか。

大事なことを良くぞ思い出した、と思っているけど
本当は不眠が重なり、職場であくびしたり
判断が朦朧としていたり、ろくなことがない。

昨日、私が企画して始まったうつ病の情報交換会という名の
座談の場に久しぶりに顔を出した。
そこで人の話を聞く、自分の話を聞いてもらう、ということの
成熟を見た。そこには、だれも専門家などいないのに。

カウンセリングだの、対人援助だの、と
いろいろなところを巡り巡って、結局、
気持ちひとつで、積み重なっていくものが、あることを
知った。

深く、学ぶべきは私なのだ。
こういう機会があってよかったといってくれる人があって
私は、こういうことでしか社会に貢献できないのかもしれない、
そう、思った。

縮小され、もしかしたら消える運命にある今の立場だけど
無茶をしてでも、継承されなくても、できるだけのことを
できる今のうちに、しておきたい。

いろんな人にかわいがられて、今の自分がある。
いろんなエッセンスの生きたデータベースとして、
逃げないで、、あるいは逃げてでも、生きていく。














2005年09月25日(日)



 映画館。

大阪は東京と違って、小さな映画館が少ない。
それをささえる映画好きな人の人口差なんだろうけど
大分前に、縦に雨の降る『サウンドオブミュージック』や、
長くてしんどい『東京裁判』をみた
ダイマイチカ(大毎地下)の劇場がなくなった。

そして十三(じゅうそう)という(東京で言うとミニ歌舞伎町みたいな)にある
第七藝術劇場という劇場が、一度閉館―再建―再閉館、に
追い込まれている。

シートはふかふかで、そこそこのスロープがあり、
(ということはあまり悪い席がない)
96席ながら落ち着いたいい劇場なんだ。

事情がどうも怪しくて、現場のスタッフは入れ替えになりそうなんだけど
私は、劇場のよさは人に支えられてると思っているから、
新たなスタッフがどうこうというより、今のスタッフに
礼を尽くさないやり方が気に入らない。

入れ替えるにしても、だ。

会員サービスや劇場の名前がそのまま残ったとしても
前任者の有形無形の財産を大事にしない考え方が
文化産業としてうまくいくのだろうか。

夜の繁華街にあってなおナナゲイの名で
親しまれたのは、スタッフの功による。

入れ替えるにしてもやり方があろう。

ファンサービスを大事にするひとつとして掲示板を
設置していたようだけど、その書き込まれるメッセージに
誠意を持って応えている、松村さん、あなたが、
ナナゲイそのものだっていうのに。

とても、悔しい。








2005年09月14日(水)



 家族。

受験期の長男との雰囲気が、きつい。
お互いに疑心暗鬼になっていたりして
せっかくの週末が、休憩になってないんじゃないかと
自分の行いも含めて、なんだか自己嫌悪。

うまくいってるときもあるんだけどな。
マンガを毎週買うのはあまり好きじゃないんだけど
それが共通の話題になるのなら、と。

夫は、協力的ではない。

















疲れてしまった。






2005年09月11日(日)



 通勤の友。

子どもの保育所のために始めて
10年以上続いたクルマ通勤を
この4月にやめて電車通勤になった。

いつも決まった時間に電車に乗るようになると
同じ時間に同じ場所ですれ違う人を自然と覚える。

始めに覚えたのが、作業所への通勤バスに乗る
女の子と男の子。
それぞれたった1人で、信号のない交差点を
わたらねばならない。

もじもじしたり動けない様子を見て手をかしたくなるのだけど
こちらも余裕がなくて、それは誰かに任せようと、決めている。

それに帰ってくるときに見かけるのが犬の散歩のおばあさん。
体が、右に大きく曲がっている。
体の歪み、というと歪みという字そのものが
「不正」を縦に並べた字なのだから、何をかいわんやであるが
でも、きっと農作業だったり、肉体労働だったり、
何か、負担を引き受けてやってきた姿なのだろうと、
いとおしく思える。

何事かを引き受ける。

それが生きていくことなのかな、と思う。









2005年09月09日(金)



 はまりごとその2

いろんなことで検索して楽しく暮らそうという
けなげな私。でも、チョットまじめに
味噌汁の具を・・・と検索してみて。

「味噌汁」で検索一番にヒットしたサイト


まじめに読もうとしたら笑いが。
ジョークかと思って読み進めると、
これがおかしくて。

サイトがいたってまじめな作りだけに、
これはおもしろい。




ちょっと、脱力。





2005年09月06日(火)



 最近のはまりごと。

テレビでよく出ている、トランプとかで
目の前でマジックする人のブログです。

前田知洋さんのブログ

何を楽しいと思い、何を伝えたいってことに
迷いのない人です。
何がうらやましいって、自分を楽しめるってことが。





私には、手の届かないものに思える。




そんなはずはないって、誰か他の人には
必ずそういうくせに、自分には、冷たいの。
お前には、どうせ、できまい、って。
踏み込まないでやめてしまう。

あれも、これも、うまくいきそう、とか、
ここが正念場ってところで、立ち止まって動けなくなる。





たぶん、一生。




そして、連鎖。






2005年09月05日(月)



 奥さまは魔女だったのです。

夏休みに、映画を私と妹の子ども同士4人で見せにいった。
中3と中2のアニキコンビは、『スターウォーズ』を、
小6同士の弟コンビは『妖怪大戦争』をみた。
親である私と妹は、喫茶で喋って時間を潰した。

で、次男がその映画をすごく喜んだので、気になっていた。
ちょうど、その次男だけが居ない今日、夫と、長男と私、
三人で見に行った。

そしたら、満席で券が取れなかった。
笑えるのは、券だけ先に買いに行った私と長男との判断で
「お父さんは、目的の映画が満席だったら怒って帰るから」
適当に買ってしまおうということになり、時間的にやむなく
『奥さまは魔女』を見る羽目になったのでした。

家からクルマで約一時間かけてやってきて、満席に怒って
帰ってしまったというのは、本当に家族中のトラウマになっていて
私はどうしても見たい(見せたい)映画は、3日目前に前売りを買いに走るし
子どもたちはお父さんのご機嫌でどうにかなるのを、
一応、気にしながら、映画にやってくる。

それは、そんなに人は入ってないだろうと思った『妖怪大戦争』
満席表示をみて、私もがっかりしたが、私の前に並んだ人も、
私の後ろに並んだおばあちゃんも、がっかりしてた。

うーむ、人が少ないと思って、小さな会場・上映回数にしてしまった
シネコン側のミスを恨んだ。
でも、こういうときに、私は調整役にならねばならない。

「つまり、『奥さまは魔女』を見ろと、そういうことだよ」と。

結果から言うと上品なラブコメだったのですが、男2人と私で見るには
ちょっと物足りなかったかも。
ただ、主演のニコールキッドマンがとてもかわいくて、そして
ファッションが昔風(Aラインのスカート、ワンピース)だったのが
違和感なく、懐かしい風情に見えてよかった。

魔女を演じる魔女という設定に台詞回しがからんでよかった。
でも、原語で聞けたら、もっと面白いらしい。
だって、日本語で無理やり韻をふんだジョークを字幕で
読まされても、本当はどうなんだろうって、思うね〜。






2005年09月04日(日)
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