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おとなの隠れ家/日記
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2008年02月27日(水)
痛みの病名がわかった!



ここんとこ不調なわたしを気遣って
友人が声をかけてくれた。

「で、大丈夫?」

ちょうどそのときも、胃がきもちわるくて
どんな症状かを彼女に話すと
彼女にも似た経験があって、いろいろ話をきかせてくれた。

わたしね、病院に行っても、医者にうまく症状を説明できないのね。
わたしの説明が下手すぎて、話が通じないの。笑
彼女は、そんなわたしのクセを知っていて
わたしの言葉不足を補いつつ理解してくれるので
こっちも安心して話せる。
で、わたしの胃が弱っているってことが、彼女の話からよくわかった。
それまでは、なんでかなぁと不安がるばかりだったのが
おそらく、こういうこととああいうことが重なって
こうなったんだなぁ、と、頭の中の整理がついたみたいなね。

ずいぶん前は「家庭の医学書」みたいなもんを読むこともあった。
けどさ、あれを読むと、重大な病にかかっているような気にならない?
さらに気分がわるくなる。
で、読まないようにしたのね。
同じ理由で、病に関してはあまりネット検索もしない。
もちろん、いずれは専門家の医者に頼ることにはなるんだけれど
今回の彼女の話のように、似た経験話というのは
とても参考になると改めて感じた。
それからまだ二日しか経たないが、不思議とね、不調度が和らいでる。(*^-^)


それに気を良くしてか、今度は右腕の痛みの似た話を探そうと
ネット検索をしてみた。
そしたらね、ありましたありました。
ちょっとびっくりだけど、症状が激似な病名が見つかったのだ。

コレ → 「テニス肘(ヒジ)」

えーーーーー、確かにテニスは中学・高校とやってて
オトナになってからも2年ほどやったが
やらなくなって15年以上になる。
いまさら、テニス肘?
しかし
いくつものサイトを飛び回りながら、書いてある症状を読めば読むほど
わたしの症状にぴったりでね。
テニスばかりが原因じゃないことも知り、間違いないなと確信した。

一番の原因は、肘に関係のある部分の酷使のようだ。
加えて、加齢による筋肉の衰えも考えられる。

あるサイトで、右腕の肘近辺の痛みがあるところを、左手の指数本で軽く押さえたまま
右の親指や人差し指や中指を動かしてみましょう、というのがあった。
実際にやってみると、痛いところあたりでピクピクと、スジみたいなものが動くのがわかる。
つまり、指を酷使したり、指に強い衝撃を与えると、肘付近が痛むようになるらしい。
意識しながら、その指の動きと日常生活を照らし合わせてみると
まずわかったのは、マウスのクリックと、マウスの中央にあるローラーを動かす動作。





キーボートを打つとき、手首から先が反れば反るほど
これも肘に負担がかかるらしい。

他に、スーパーの袋など重いものを提げるときにも、人差し指と中指に負担がかかるんだって。
そうなんだよね、提げるとすごく痛いんだ。
まず、間違いない。
わたしは「テニス肘」だ〜〜。 苦笑


では、どうしたらいい?
治療法は、注射や服薬、湿布などがあげられていた。
まあ、これらは医者に診てもらってからということになるので
とりあえず、自分でできそうな固定とストレッチを始めることにした。
急性の場合は安静の必要があるようだが
慢性の場合は、肘近辺の筋肉が落ちるのを防ぐことも必要らしい。
さっそく、テニス肘用のサポーターを買って巻いてみると
右手のパソコンの入力が、やりずらい。
締め付けと痛みと両方を感じる。
外すと痛みはないので、今は外してコレを書いている。
つことはさ、やっぱりパソコンがかなり影響してそうだよねぇ。(^^;

まあ、今日のところは、なぜ痛いのかがわかっただけでも
ずいぶん気がラクになったので、パソコンさまさま。 v( ̄ー ̄)v







2008年02月25日(月)
赤信号一歩手前か?



ひとつ前の日記を書いてみて
どうも体調不良が気になりだした。

ようやくかい! って感じじゃあるが。(^^;

わたしね、本当に鈍感なんだよねぇ。
大きな怪我も病気もなく生きてきたもんだから
もうちょっとひどくなってきたら、という自己判断をする。

風邪もインフル系だと、今はソレ用の薬を飲まなきゃ
高熱が下がらないで大変だときく。
なので風邪の症状が出たら、熱に注目するんだけど
ここ5〜6年で高熱が出たのは一度きり。
正確に言えば、記憶がある高熱は、おとなになってからだと
たぶんそれ一回きりかと。

ある夜、どんどん熱が上がっていった。
39.5度まであがったとき、友人にどうしたらいいかな?と電話をした。
「病院に行ったほうがいいよ」
と言われたものの
引っ越してそう経っていなかったので、近所の病院も知らないし
夜間に診てくれる病院も知らないしで
考えたすえ、明るくなってからもう一度考えてみようと、そのまま寝た。
そしたら翌朝には、たぶん38度弱ぐらいまで下がっていて
一応、会社の近所の病院に行き、そのまま出勤した。

あるときは、風邪っぽかったので市販の薬を飲んでみたけど
4〜5日経っても回復せず、けど熱はなく。
その後病院に行ったら
「それだけセキしているなら、きつかったでしょ、もっと早く来ればよかったのに」
と、点滴された。苦笑

こんな風なので、風邪っぽい、おなかこわした、という程度では
そのうち治るだろうと思うんだな。
なので、あまり気にとめていないということが
症状が出始めて、どれくらい経っているかわからないことに繋がる。


つか、どう考えてみても
胃や右腕の不調が一ヶ月も続いているのって、変だよね?
胃は、明らかに食べ物を受け付けられる量が減っているか
なにやら分泌されてて、消化が弱まっているか。
右腕の場合は、筋肉なのかスジなのかを傷めているに違いない。
さて、どうしよう。
と考えながら、やってみたのはビリーと入浴。苦笑
この期に及んで、まだ自然治癒が可能なんじゃないかと思っている。
それと、あと20日もすればペット検診もあるし。
いま病院に行っても、胃ならば薬か胃カメラだし
右腕は、赤外線治療かレントゲンなわけで
ならば20日後、立派な医療設備がある病院で検査したほうがいいんじゃないかと。
それを待つ間に、症状が悪化して大変なことになるんじゃ?
という不安は無くもない。
しかし、もしそうであれば
食欲がなかったり、ビリーできる体力があるわけないと思うんだけど
どうだろう?

ブランクがあったとはいえ、今夜もビリーの腹筋のパートをこなし
動きは以前同様、ちゃんとついていけた。
息、切れたけどね。苦笑
そのあと、半身浴しながら本を30分ほど読んで
一昨日から煮込んでいる、おでん二日目の夕食を済ませた。
腹6分目を目指し、控えめに食べたつもりなんだけど
胃は重く、キモチワルイ。
もともと小食だから、そう食べないほうなんだけどなぁ。
食事のたびにこうなるから、厄介だわ。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ





月一も休肝日を取らないわたしが
今年に入って、これまでの一年分くらいの休肝日を取っている。
これこそ、異常ね。
とはいっても、今夜も飲んでるけど。( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ




2008年02月22日(金)
年が変わった途端に。



年末・年始の暴飲暴食に適度な運動はかかせないんだけど
飲み会やら帰省やらが絡んで、ビリーはすっかり休止状態だった。
年が明けて会社も始まれば、日常生活に戻れるので
そしたらまたやろうと思っていた。

あれは仕事始めの翌日だった。
お昼を食べて数時間経っても、おなかの減り具合が悪かった。
胃に食べ物が詰まったみたいでね。
夕方になると、なんだかムカムカしてきた。
吐き気は感じていたんだけどさ
原因が思い当たらず、ならばそう簡単に吐けるか!と我慢した。笑
飲みすぎとか二日酔いとかなら
指を突っ込んででも、すっきりしていただろうけどね。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

その日の晩は何も食べずにベッドに入った。

明け方、どうしようもないぐらいの吐き気で目が覚めてしまい
観念してトイレにいった、三回ほど。><

「ちっくしょぅ、なんなんだこれは」

妙な時間に起こされて腹がたち、タバコに火をつけた。
すると、今度はおなかがぎゅるる〜〜〜って。苦笑
また何度かトイレに世話になった。

今思えば、あの日を境に、わたしの体調はひどいもんだった。

風邪のようでそうでもなさそう
熱が出るんだけど、37度ちょいで止まるのでインフルでもなさそうで
嘔吐下痢症に症状は似ていたけど、それは1日だけ
おなかは普通に減るんだけど、食べると胃がきもちわるくなる
食べたものが下に下りていかない感じ。
食べ終わると、のどの近くまで食べ物がいそうなね。

何かクスリを飲もうにも、風邪薬か胃腸薬か迷った。
水をいっぱい飲む気もしないのでサプリも中断。
病院にいくには、どうも中途半端な症状で
けど、1月末までその状態は続いた。

それとね
右のヒジから下に、ぴりり&ズキズキという痛みが走るんだなぁ。
なにがきっかけなのかわからない。
ただ最初のころは、前日重いものを持ったせいで、こわっていると思っていた。
そっくりだったんだもん、痛みの様子が。
たいがい1〜2日で直るんだけど、一ヶ月経ってもまだ直らない。
常に痛いんじゃなくて、ある一定の法則があるようで。
手を握ると動く筋肉かスジみたいなところが痛い。
なので、握る動作で痛くなる。
たとえば、タオルを絞るとか
ジャムのビンやペットボトルのフタをあけるとか
ひどいときには、丁寧に書こうとボールペンを強めに握ると痛い。
単行本ぐらいの重さでも、掴むと痛い。
どうもね、親指が一番関係しているみたいなんだ。
親指を動かすと連動して痛いから。

2月に入って、胃を含む体調のわるさは少しおさまってきた。
右腕のほうは、ここ2週間は悪化したとも感じる。
これって何がどうなって、こういうことが起きてるんだ?


そんなこんなで調子わるいのと寒いのとで、ビリー休止期間が延びた。
ようやく昨日、これ以上時間空けちゃマズイだろうと
今年初ビリーをやってみた。

ソフトバンクにいたプロ野球選手の秋山さんが言ってた。
ひと月運動しないと、体を元に戻すためにはかなりハードにやらないとダメだって。
わたしの場合、もうふた月近いし。
右腕が心配じゃあったが、いまひとつ体調がすっきりしないのが続いているのは
運動不足のせいもあるんじゃなかろうかと。

そしたらさ、ビリーするのに右腕はほとんど痛まなかったのね。
さすがにバンドをつかってヒジから下を振る動きのときは
ちょっとだけ痛みを感じたけど、やめるほどではなかった。
なるほど、ビリーはやれそうだ。
約2ヶ月ほどのブランクなのに、体のこわりはわずかだし
またぼちぼちやっていこうかという気になった。

胃の具合は今も完全復活とはいえない。
なので、昨年から延ばしていたペット検診を受けることにした。
ついでに胃カメラも。
わたしね、胃カメラやったことないんだな〜。
くちからと鼻からとあるみたいで、一応鼻で予約した。
くちからのほうが早く終わるらしいが
わたし、おえってなりやすいもんだから。笑





あちゃ。><





胃カメラ、やだー なんて
言ってられませんな。 ┐(-。ー;)┌




2008年02月14日(木)
『あのね、お願いがあるんだけど』



優美香は、そうキーボードに打ち込んだ。
誰かにお願いごとをするのは
仕事以外となるとめったにない。
だから、願いごとのその先がどうなるのか
優美香にはわからない、というよりは、なんだか怖かった。



「ほんと、最近の男ってつまんないよ、何考えてんだか」

理子はテーブルに肘をつき、目の前でロックグラスをカラカラいわせながら言った。

「ほぅ、また恋が終わったみたいね」

優美香は、冷蔵庫からブラックペッパーがきいたクリームチーズを取り出し
お皿に並べて、理子の前にトンと置いた。

「恋? さあどうだかねぇ」

理子は、そのチーズをつまんでくちの中に放りこみ、ゆっくり顎を動かした。

「で、どんな相手だったの?」

理子の話は始まったばかりだというのに「だったの?」と過去形にしたことを
優美香は、しまった、と思ったが
馴染みのイタリアンでオマールのパスタを肴にワインをいただき
イケメンのバーテンダーのお店でカクテルを楽しみ
部屋では二杯目のスコッチということで
由美香の心配も必要ないようだった。
理子は、くちに広がったチーズを流し込むように大きくひとくちスコッチを含んだ。

「ちょっとした飲み会があってさ、そこにいた男」

優美香は、理子のグラスにスコッチを注ぎながら、話の続きを待った。

「まぁ、なんだかんだ話をしながら盛り上がってさ・・・」

その日はメアドを交換し別れ、その後メールのやり取りをしていたらしい。

「ラブって感じじゃなかったのよ、気が合うってことでね・・・」

ときどきメールを交わしていた。
それから3ヶ月が過ぎた頃、食事でも、という話になったらしい。

「その日のイカの造りが、そりゃー美味しくってさ・・・」

すっかり上機嫌だった理子は、それから2軒ほどバーをハシゴしたのち
気が付けば、ホテルの一室にその男と居たという。

「誘われたのか誘ったのか覚えてないけど、雰囲気でってあるじゃない?」

トロンとした目で同意を求める理子に
優美香は、まあね、というような含み笑いを浮かべながらうなずいた。


「そしたらさ、翌朝、ヤツが言ったのよ、"まさか" ってね」


まさか、こんなにすぐに
まさか、こういう関係に
まさか、キミとボクが
ということだろう。


「で、どうして? って聞くわけよ」


そりゃ、答えられないし、答えたくもない質問だ。
コーヒーのお代わりをしたって言葉は出ない、と優美香は思った。
聞けば、相手の男には彼女がいるという。
その男は、酒のパワーがなくなって素に戻ったときに
罪悪感にでもとらわれたんだろうか?

「私の立場はどうなるのよ、って感じだよ、まったく」

うむ、まさにね。
流れにまかせた結果を、つつかれてもな。
ご飯とパン、どちらにします? ときかれて、パンと答えたら
なんで?と追求されたようなもんだ。
そんなの、その時の気分だろ?

「だいたい、セックスがなんだっていうのよ」

理子は、空になったグラスを差し出しながら言った。
優美香は、あわててボトルを取り、三杯目を注いぎながら聞き返した。

「理子はどう思ってるの?」

「そりゃ、気に入った男と気持ちいいことする、ってことでしょ」

優美香はクスリと笑って言った。

「当たりね、それ」


理子は、注ぎ終わったグラスをかかえたまま、目を丸くして言った。

「え? 優美香は、愛情表現のひとつとかって言うかと思ってたけど」

「そう答えるには、もう経験積みすぎだよ」

理子には、その先に続く、優美香の考えていることがわかったかのようだった。
ふと、テーブルに視線を落とし、再び優美香を見つめる理子の顔には笑顔が広がっていた。

「乾杯しようぜ」

二人はグラスをカチンと合わせて、互いにグラスを空にした。
理子はけだるそうに立ち上がり、二つのグラスを持って台所へと向かった。
冷蔵庫に体当たりしたかと思うと、冷凍庫を開けて氷を手づかみでグラスにいれた。

「今夜は泊めてもらうからさ、せめてこのくらいのことはね」

台所から聞こえるドタン、ガラガラという音を聞きながら
優美香は理子と長年付き合っている理由を改めて感じていた。

「ねぇ、優美香、で、アンタは最近どうなのさ」

お酒をつぐのはアンタね、と言わんばかりに、優美香の目の前に二つのグラスが置かれた。
スコッチと氷が絡み合う音にまぎれて、優美香が言った。

「気持ちいいのなら、ご無沙汰だなぁ」

「あらら、らしくもない」

理子は、そう言いながらグラスをかかえて、クッションにおしりから座った。

「そういう気にさせる男がいないの?」

「いなくもない、ただ・・・」

「ただ?」

「きっかけがつかめない」

理子は一瞬、眉間にシワをよせたかと思ったら、大声で笑い出した。

「はい? 優美香ちゃん、今、なんて言ったの?」

「きっかけがつかめない、って言ってるの!」

理子は、グラスをテーブルに置き、おおげさに両方の手のひらを上に向けて言った。

「まあまあ、優美香がそんなにウブなこと言うだなんて」


深夜なんだから、そんなに越え高々に笑われると迷惑だ!という顔をしながら本音では
痛い所をつかれたようで、バツの悪い優美香だった。

「あのね、そういうときはね "抱いてください" ってお願いするのよ」

理子は、さらりとそう言いきった。

「理子、当たりね、それ」

と優美香は心の中でつぶやいた。


チョコレートに似ている。
好みの味は、わかっている。
また食べたくなるような味もわかっている。
いつもの味は、心地よさを与えてくれる。
知らない味もあるだろう。
美味しそうだな、と思えば試してみればいい。
もし、ハズレだったら?
二度と食べなければいい。
手が届きそうにないチョコレートに出合ったら?
どうしても食べたかったら?
食べたいとお願いすればいい。



寝息を立て始めた理子に毛布をかけたあと
優美香はパソコンのスイッチを入れた。


「あのね、お願いがあるんだけど・・・」



== Story for Valentine's Day 2008 ==