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おとなの隠れ家/日記
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2007年02月26日(月)
すきなことをきがすむまでやればいい。



おそらく、こう言われなくても
そうするタイプだと
そうしてきたんだと思う。

でも、言われたの初めてで。
なんだかとても新鮮な気がした。

取りようによっちゃ

「勝手にどうぞ」

みたく、放置的なニオイがしないでもないが。笑


ここ1年半あまり、大量な時間を費やしたゲームサイトが幕を下ろす。
サイト上で自ら遊び場を変えることはあったが、取り上げられるのは初体験。
とりあえずの目標は達成したものの、まだ遊びたい気持ちはある。
まあ、特殊なゲームではないから。
どこのゲームサイトにもある「麻雀」なので
引越しさえすれば、いくらでも遊べる。

知り合いたちは引越し先を探し、一部引っ越してしまった人もいる。
わたしはというと、まだな〜んにも考えていない。
性格的にいうと「いままであったものがなくなる」というのを嫌うところがある。
なので閉鎖となると、もっとモヤモヤした気分になってよさそうなのに
そういう風でもない自分が、ちょっと不思議。

好きなことを気がすむまでやった、ということなのかな?

最近、書く意欲と、読書に向かう気分が少しずつ上がってきた。
書くことについては、下書きばかり増えているのは相変わらずあるけれど
ここんとこ、アップ数が上向きだ。

あとね なーんか海外に惹かれる。
旅行したい、ゆっくりと。

いずれにせよ、好きなことをやればいいのさ と言われそうだな。あは










2007年02月25日(日)
洗濯乾燥機の感想。



オースティンで学生生活していたころ
週末になると、洗濯がちょっとしたイベントだった。

黒い大きなビニール袋に洗濯物を詰め込んで
クオーターコインを数枚と、勉強道具を持って
1階にある、アパート専用のコインランドリーに。

住んでいたのは、3階だっけ、4階だっけ?
部屋に戻るのが面倒だというわけでもなかったんだけど
終るまで洗濯機の前に居ることが多かった。
共用スペースなので、洗濯が終っているのに中身が入れたままだと
勝手に出されてしまうからだったな、たしか。


オースティンにいたころは、すべてがちょっとしたイベントだった。
洗濯をする、食事を作る、買い物に行く、コーヒーショップにはいるなどなど
その都度、気合をいれていた。
いい意味で気が抜けない。
たぶん、言葉の壁や習慣の違いといった、いつもと違う空間に居たからだろう。
国内旅行のときはそう構えることもないのに
海外旅行となると空港にいくときから段取りを意識することに似ている。

なんでこんなことを思い出しているかというと
先日買った洗濯乾燥機を使ってみたもので。笑
洗濯物を入れすぎたようで、全工程が終るのに「5時間」という数字をみて
驚いちゃってさ。(^^;
かつて、オースティンで洗濯機の前に何時間ぐらいいたんだろうと。

時間にすれば、洗濯・乾燥が終るまで
少なくとも3時間弱はかかっていたはず。
いまなら間違いなく読書タイムにしているな。
当時はまだ読書をしない人だったので
宿題なんかを持っていって勉強していた記憶はかすかにあるが
よくまー 待ってたりしたもんだわ。

短気な性格だと思われるが、ときとして
妙なことを気長にやったりする。 自爆

オースティンでは干す場所もなけりゃ干す道具もなかったし
当たり前のように乾燥までやっていた。
乾燥が終ると、またビニール袋に詰めて部屋まで持ち帰り
たたんで収納していた。

なんにも考えてなかったんだよねぇ
時間的なことも、乾燥機を使うということも、それしか手段がなかったから。

今回、自宅に乾燥機付きがとどき
取説の標準洗濯・乾燥のところをちょちょっと読んで使ってみて
こりゃ使い方考えなきゃ、と思った。

全工程で5時間ということは、洗濯が1時間ぐらいだろうから
残りが乾燥の時間だということになる。
洗濯物を4時間も熱風にさらすのか?
小物は早めに乾くはずだ。
ということは、乾いているのに乾かされ続けることになる。
間違いなく生地が傷むだろう。
ということは、分けて乾燥させる?
洗濯・乾燥までワンボタンで設定すると
洗濯が終った時点で仕分けをすることはできないようだ。
この場合は、洗濯のみ、乾燥のみと設定するといいだろう。
しかしさー 取説にある乾燥時間をみてみると
完全に乾かそうとするなら1〜2時間くらいかかる。
仕分けしてあとで乾燥させるとなると、
待ち時間中にいくらか自然乾燥するだろうから
一旦干したりしないとシワになる。
干すぐらいなら乾燥機使わなくてもいいじゃないか
と、思わなくもないが、買っちゃったからねぇ。(^^;

結局、小物を外してシャツ類だけ乾燥機へ
乾燥機に入れなかったものは、いままで通り部屋干しだ。
ドライコースで洗うようなものは、乾燥機を使わず干し直行。
せっかく買ったのに、うまく乾燥機が使えていない。





みんなは、どう使っているのかな?





2007年02月14日(水)
抱きしめてほしい。 【Love Story for Valentine's Day】



なにかと笑いに話を持っていってしまうクセは
好きな人の前でも同じだった。
照れや緊張感が真奈をそう仕向けているわけなんだが

「真奈ちゃんて面白いね」

なんて言われると

「ああ、またやっちゃったわ」

と遅まきながら気づく。
そこでブレーキをかけりゃいいものを
エッチな話となると、あけすけに語ってしまうのもまた
真奈のわるいクセとも言える。


「どうしてか、そうなっちゃうわけよ」

「そんなじゃ男も引くわな」

女同士での恋愛談義になるといつも
女性らしさや可愛げってもんが足りないと回りからお叱りを受ける真奈。

「だいたいさー いい歳して恋愛下手くそだよ」

「そうそう、真奈って行動力はあるけど、気持ちついていってないんじゃ?」

「そんなことないわよ。 気持ち無しで動けるわけないじゃない」

「そうかねぇ。 ならさ、好き♪ とかくちに出来る?」

「・・・・・」

「ほらー、そういうところがオンナとして足りない部分なわけよ」

「オンナは惚れさせてナンボなのよ」

「そんなじゃ、1回やったらポイね」


ポイするのかされるのかは、さておき
実際のところ、好き♪なんてもうずいぶんくちにしていない真奈。
友人の突っ込みに言葉が返せない。

「駆け引きもできないようじゃ、おこちゃまね」

オー マイ!
真奈にとって不利な展開が続く。


「で、最近はどうなのよ。 好きな人いるの?」

「うーん 気になる人なら」

「まあ! 誰、誰?」

「教えろー」

「えとね、林田さん」

「わお、そうきたか」

「彼はおとなーな感じだよね」

「あれ、真奈、林田さんとは何度か飲みに行ったりしてない?」

「うん、会社帰りに2回ほど」

「手ごたえは?」

「わかんないよー そんなの」

「真奈には、わかんないかもねぇ。飲み始めたら、どうせいつものように・・・・」


友人が言ったことは当たっていた。
飲んで、世間話して、エロ談義少々・・・
二人とも酔ってそこでバイバイというパターン。

「飲んで盛り上がってばかりいないでさ、甘えてみなさいよ」

「酔っちゃったみたい なーんて可愛く」

「なるほど」

「なるほどじゃないわよ、いまさら」



数日後。

「よ、真奈ちゃん 今帰り?」

「あ、林田さん こんばんは。うん 帰るところ」

「そうか、じゃ一杯いく? っていいたいところだけど、まだ仕事残っててさ」

「相変わらず忙しそうだね」

「あはは、まあね。 明日はどう?」

「うん いいよ」


嬉しいお誘いだ。
そういや明日ってバレンタイン・ディじゃない! きゃほっ
よし、オンナらしく可愛らしくの線でがんばるべ♪


********


「なんか今日はいつもよりおとなしいよね」

「え?」

「体調でもわるい? お酒もあまりすすんでいないようだし」

「いやいや、そんなことないよ。 今夜はオンナらしくしてようかと」

それを聞いた林田が笑った。

「そんなこと考えるなんて、らしくないなぁ。 まあ飲めよ、ほら」

らしくない? ふむ、確かに自分でもぎこちない。
というか、どうしていいのかわからない心地わるさがあった。
注がれたワインをひとくち飲んで真奈が言った。

「だよね、うんうん そだ。 わたしのキャラには合ってない、やーめたっと」

おいおい、そんなに簡単でいいのか?
と、思わなくもない真奈だったが
いつものようにはしゃいでいる真奈をみる林田も楽しそうにしているし
これでいいんだろうと。
本当のことを言えば、真奈はその林田の優しげな笑顔にとろけそうだった。

(ぎゅっと抱きしめられたら・・・・・)
(抱きしめて、なんて言えないしなぁ)
(もしかしてココが甘えてみるポイントなのか?)
(んー だめだ。 わたしには無理無理無理)



店を出て、駅に向かい並んで歩いた。

「今夜も飲んだなぁ」

「うん、またしても」

「楽しかったよ、また飲もうな」

「うん、だね、また」

「じゃあ、ここで」

立ち止まった林田の両腕は真奈をすっぽり包んだ。

「おやすみ」

林田の声が頭のてっぺんから真奈の体中に伝わった。
背中に広がる暖かさと
息が止まるかと思われるほどの胸の熱さを5秒ほど感じたあと
ようやく真奈のくちびるが動いた。

「お、おやすみ」

林田の腕から力が緩み、真奈の背中をポンポンと2度軽く叩いて
林田は向きを変えて歩いていった。
真奈はしばらくその後姿を眺めたあと、振り返り逆の方向に歩きだした。
すれ違う人が目をとめるほどの満面の笑みを浮かべながら。




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バレンタイン・ディに「とろりん日記」をと思ったけれど
今回は路線を変えてみました。 笑