START NEW INDEX MAIL BBS


おとなの隠れ家/日記
marko

MAIL
BBS


クリックすると
ランキングに投票されます♪

My追加


2006年06月29日(木)
彼女の誕生日  ==Story for my Birthday==



「もうすぐ私の誕生日よ」

事前に知らせてくれるのは助かる。
ユキにとっては、僕が誕生日を覚えているかどうかなんて問題じゃない。
誕生日は特別だから、という彼女の気分を満足させることが重要で。

「今年の誕生日は平日だから、週末がいいよね」

なにげにさぐりをいれてくるユキ。
そろそろ計画たててたほうがいいんじゃない?と言わんばかりだ。
誕生日当日じゃないとダメ、なんてことは言わないだけありがたいが。

はいはい、わかってますって。
さて、今年はどういうパターンでセメルカ・・・・・


食事はいきつけのイタリアンレストランを予約した。
気軽に食事を楽しめるし、マスターとも仲がいいので融通がきく。
事前に頼んでおいたバースディケーキに、おなかいっぱいといいながら
目を輝かせて喜ぶユキの姿があった。

「こんなチョコレートケーキ、初めて食べたわ」

チョコレートを贅沢なほどに使ったケーキはソフトなクッキーのよう。
グラッパと一緒にくちに入れると、ケーキがくちの中でふわりと溶けた。
チョコレートのほろ苦さとグラッパの甘さが絶妙で、ユキをすっかり魅了したようだ。

「おいしいかい?」
「うん、とっても」

ワインとグラッパでやや上気したユキの笑顔に、僕も満足だった。
さてとユキ、次はキミをいただくことにしよう。

「マスター タクシーを一台 いいかな」


*********


ホテルに着いて、最上階の部屋のパネルを選びボタンを押した。

「ラブホってずいぶん久しぶりよね」

部屋につくまでのエレベータの中でユキがそうつぶやいた。

「そうだな」

ドアを開けると、広々とした空間が目に飛び込んできた。
キングサイズのベッドが小さく見える。
部屋に着くなり探検気分で歩き回っていたユキが声を上げた。

「わおっ、ジャグジー付きのプールだよ。 サウナが二つもある」
「それにみてみて。 星なんか見えちゃったりする」

ガラス張りの天井を指差し、すっかりはしゃいでいる。

「あとで一緒に入ろうな」
「うん」


部屋の冷蔵庫からビールを取り出し、ソファーに並んで座って飲んだ。

「明日はお休みだからゆっくりいいね、チェックアウト何時かな」

ユキはテーブルの脇に立ててあったファイルを手に取った。

「11時だって」

そう言いながら頁をめくり、ふと手を止めた。

「ねぇ、どれか買ってみようか」

そこにはアダルトグッズの写真が並んでいた。
今夜はノリノリなんだな。
僕の頭の中は、ユキの乱れる姿でいっぱいになった。

「いいよ、誕生日だからユキが好きなのを選んで」
「う、うん」

買おうか、なんて言っておいて、急にはずかしくなったのか
ユキはだまりこくって、じっと写真を眺めていた。
ラブホに置いてあるぐらいだから、そう迷うほど数が載っているわけでもない。
さあユキ、どれでいじめてほしいんだい?

しばらくして、ファイルから顔をあげたユキと目が合った。

「あのさ、コウタはどっちがいい?」

どっち?
なるほど、ローターかバイブってことか?

「これなら、両方あるな」

僕はローターとバイブがセットになっている写真を指差した。

「このおっきぃ方は・・・・・入れちゃうの?」
「ああ、ユキのあそこをぐりぐりするんだ」
「えーーーー」
「どうした?」
「入ってくるのは、コウタのがいい」

僕は下半身がかっと熱くなるのを感じた。

「おけ、じゃ これにしよう」

僕は立ち上がり、懸命に平静な口調を意識して受話器を取った。

「アダルトグッズの8番をお願いします」



5分もかからず部屋に届けられた商品をユキは
通販で届いた「美味しい洋食セット」を開けるかのように楽しそうだった。
袋から取り出し、透明のクリアケースに入っているのは
ソウセージのウイニーとほぼ同じくらいのサイズのピンク色したローターだ。
電池をセットしスイッチを入れてみるユキ。

「きゃ、 びりびりする」

指に伝わるモーターの振動に驚いていた。
僕は、たまらなくなった。
ズボンを脱ぎ始めた。

「ん? お風呂?」
「いや、こんなになってるからさ」

ボクサーの前の部分が勢いよく膨らんでいた。

「え? んと、私、シャワーしてこようかな」

立ち上がったユキの前で、ボクサーをおろした。

「そんなに待てないよ」

僕は自分でも少し驚いた。
めいっぱい膨らんでいる僕自身に。
ユキの視線は、僕のソコにくぎづけだった。
僕はユキの腕をとり、ベッドへと誘導した。
ユキをベッドのヘリに腰掛けさせ、背中のファスナーに手をやる。
サマーワンピースをすっぽり脱がせ、下着を着けたまま横にさせた。

「さあ、使ってみようか」

僕はユキの手からローターを取り、胸の先っぽだろうと思われるところに当ててみた。

「んー なんか・・・」
「なんか・・・?」
「強すぎ」

レベルは中なのに、ユキはお気に召さないらしかった。
一番弱くして、そっと当ててみた。
反応はあるのだけれど、気持ちよさそうという感じでもない。
背中に手を回し、ブラをはずして先端に唇をあててみた。
すると、ユキはつまっていた息を吐き出しながら大きくのけぞった。
ああ、ユキ、君は僕のほうがいい声だすんだな。
僕は両手で両方の膨らみを優しく包み込みながら、かわるがわる先端を吸った。
小刻みなユキのあえぎ声に、僕は危なくいきそうになった。

ふと横目に入ったローターを手に、僕は体をユキから離し
それをへそから下にすっとなでるようにおろしてみた。

「んんん」

小さな反応だった。
ユキはローターが向いてないのか?
そのままショーツのところまでローターを動かしてみた。

「いや」

甘えた声で両足を閉じた。
僕は体をユキの両足の間に割り込ませ、両膝の後ろに手を入れて膝を立たせ開いた。
目の前の中心部に指をはわせると、ショーツがしめっているのがわかった。
僕は一番敏感な部分を避け、その周りにローターをはわせてみた。
足を閉じようとする力が僕の腰に伝わってくる。

「どう?」

ユキは小さな声で答えた。

「あのね、なんか・・・コウタにこういうことされてるって思うと・・・」
「思うと?」
「興奮してくる」

僕にもっとシテもらいたいんだね、ユキ。
僕はローターを一番敏感な部分に当てた。
ものの15秒? いや10秒?
ユキはイッてしまったらしい。
ユキの両方の膝が僕の体をぎゅっと締め付けたかと思うと、ふっと力が抜け
不規則な振動が伝わり始めた。

「まずは一回戦な」

ユキのショーツをおろし、僕は突き進んだ。
ユキの十分に潤ったソコが僕に絡みつく。

ああ、今夜は長い夜になりそうだ。



************************************


ひさしぶりに「とろりん日記」復活♪ v( ̄ー ̄)v