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 舌のちがい?

24日に帰ってから、やっと今日 すべての写真の
整理がおわり、旅行記もアップし終わった。
夜昼 ひっくり返った生活をしていたので、疲れた。
今日は早めに寝て、明日からまともな生活に戻ろう。

本日は 食事のはなし。

今回の旅行は 「お寿司ツアー」だそうで、夕食に
おすしがついていた。つまり 1食ただでおすしが
食べられた。どうして カナダまで行って お寿司なのか
よくわからなかったが、多分海のそばなので、お魚が
新鮮だからだろうと 軽くかんがえていた。

2日目に シアトルから帰って、レンタカーを返し、
ホテルに帰って夕食をどこにしようか と考えていた時
「今日はお寿司の日じゃなかった?」と 思い出したのが
運の尽き「まだ 間に合う時間だから、行ってみよう」と
探しあてて、ようやく行き着いたお寿司やさん。
入った時から、後悔。接待の女性が「イラシャイませー」と
東南アジア独特のふしまわしで どなる。
見ると、上下分かれた着物のようなものを着て、帯の代わりに
腰ひもを巻き、ももひきの上に白い足袋をはいている。
黒い股引と白い足袋に 目がくぎづけ。

「コースです」って オードブルを一口食べて、行儀の悪い
ことに Mr.Kは 吐き出してしまった。もう、食べる気が
失せて「あげ豆腐です」「おみそ汁です(おわんを持った指が
みそ汁につかってるよー)」
”だし”ってものを 知らないのだろうか?
「おすしです」ゲってなもんで、海苔巻きを2〜3個食べて、
「アイスクリーム下さい(デザートだった)」
メープルアイスクリームが出て、あ、これがreyさんが
言ってたものだ、と思いながら、半分くらい食べて、
「出ようよ」
「おなかイパイね」の声に送られて、飛び出した。

あれは 絶対日本料理の面汚しだ!
あれが 日本料理だと思われたら 日本料理人がおこるよ!
あれを 日本料理だと思って おいしく食べるカナダ人が
いたら、カナダ人は味盲にちがいない!

巨泉の経営するお店に行って、買い物がてらおいしい
海鮮のお店を聞いた。
行ってみたら、30分待ちで 食べられるとのこと。

入り口のそばに置いてあるピアノで 男性が”Take five"を
弾き始めた。テーマはみなさんご存じ、が、アドリブになると、
頭で”12345”と数えないと、わけわからなくなり、
すくなくとも 左手で”タタンタタン タンタン”くらい
刻めよーと言いたくなった。(余談)

席に案内されると、白い制服を着たウエイターが注文をとり、
「オイスターにロブスターね。オイスターは生で、
ロブスターは焼いて・・と。ワインは?
アンタはグレープフルーツジュースね」
と 勿論英語でべらべらと。チップがかかっているから
愛想のいいこと このうえない。

感想「同じ値段なら、日本の方がおいしいね」
そこも 決して一流ではなかったが、
お値段は結構なものだった。

1日目は オプショナルで夜景観光がついた海鮮料理。
これが 海鮮?「さかな2切れ、小エビ1つ。マッシュポテト
いっぱい。」パンとスープ、アイスクリーム。

3日目は ビクトリアから帰ってすぐに、ミュージカルを
見に行ったので、夕飯が10時過ぎになってしまった。
お店は殆どあいてなくて「スティームローラー」という
メキシコ料理のファミレスみたいなところで スープと
サラダで済ませた。スープは辛くて おいしかった。

朝はいつもホテルのオムレツ。これはおいしかった。
お昼は フードモールみたいなところで、ピザだの
サンドイッチだのを食べた。
シアトルでは、レストランで待望のアメ・ピザを食べた。
たいしたことなかったような気がする。ただ安い。

今回は 食べ物まで気が回らなかったし、まわしても
たいしたものがなかったような・・。
何度か行って 初めておいしい物やおいしいお店が
わかってくるものなのだろう。
来年HKへおいしいものを食べにいこうっと。

つづく・・・
 


2003年11月29日(土)



 国境秘話

月曜日に帰って来て、火曜日は後かたづけ。水曜日は仕事で
昨日はNo.5の集まり。ナニカに大負けして、8時頃から
夜中12時までネコケる。モゾモゾ起き出して朝5時まで
HP作成。本日朝5時から お昼の12時まで 再ネコケて
12時55分から クリスとお話。「今日はもう寝ないほうが
いいよ」・・ネラレルカ!
明日から正常に戻しましょう。

さて、なにが1番印象に残った?と聞かれたが、なんだろ?
アメリカという国は あまり古くないんだな、ということ。
頭をガァーンと叩かれたようなショックは 全くない。
一つ 日本では絶対経験できないこと、国境。

越境秘話。
カナダでレンタカーを借りて、町中から99号をひた走ること
1時間、検問所に到着。向こうの駐車場所に車を停めてから、
中のイミグレーション・センターに行きなさい、とのお達しで
駐車場に停めたのはいいが、鍵を抜くと「ピーピー」うるさい。
どこをどうやっても 止まらないのを見かねて、お兄さん(イエ、
国境の州兵でしょうか?)が来てくれて「アメリカの車に
慣れてないな」とか言いながら、ギアをパーキングに
入れてくれた。

話を戻すと、レンタカー会社の人は キーを渡してくれて、
「17番です。Have a nice day!」「エッ」ってなもんで、
Mr.Kもメンツにかけて、どこをどうすればいいの?
なんて 聞かないから、「サイド・ブレーキはここ・・と」
などと ブツブツいうのを、ただただ恐怖の目でみつめる
しかない。
借りたのが フォードの4WD トラックみたいな車で
整備のおじさんに「Too big!」「No,it's O.K.!」??

と いうわけで、ギアはフロアーではなく 右手(日本では
ウインカーの場所)にあり、パーキングは一度
手前にひいてから 上に上げることが判明。おそいよー。

で やっと停めて中に入る。入り口にモデルさんみたいな
女性がたっていて「ハイ」とか言ってくれる。
中に家族らしい人たちが 固まって座っているところを
みると、このお姉さん、怖がらせないためにいるのかも。
等と考えているうちに「こっちへこい」パス・ポートを
見せて、書類の「Here, here, here・・」に書き込めとの
こと。必死に書いていたら、突然 パス・ポートを見ていた
おっさん(失礼 お役人さん)が、「ナンタラ・カンタラ
Happy birthday!」あ、私の誕生日、10日だったんだけど、
11日遅れのおめでとうだ!と、クリスの推理教室が
役だって、無事「Thank you」と言えた。
Mr.Kが「彼女のほうがあんたより年上にちがいない」
と、余計なことを・・・。おっさん 苦笑い。クソーッ。

6ドルパー払って 外に出ると、ちょうど競馬の出走ゲート
みたいな検問所がおもしろかったので、「写真撮っていい?」
と、近くにいたお兄さんに 可愛く聞いたら「Photo? NO!!」
と 大文字で叱られてしまった。こわかった。
日本人の危機感って こんなものなのさ。
改めて 国境のものものしさを 実感。
あの 中に居た家族は 無事アメリカに入れたのだろうか?

つづく・・・




2003年11月28日(金)



 バンクーバーへの旅


11月20日から24日まで カナダのバンクーバーに
行って来た。行った日から帰る前日まで 良いお天気で、
有名な雨も降らず(19日まで雨だったそうだ)比較的
過ごしやすかった。

1日目・・着いた日。日付変更線を通るので 20日の
午後4時20分に成田を発ち、20日の午前9時過ぎに到着。
元気いっぱい(なかにはしっかり寝ている人もいたが)バスで
市内観光。
ちなみに 今回はJMBのツアーとはいえ、飛行機、
ホテル、市内観光半日、1回の夕食、が決まっているだけ。
飛行場到着後からチェックインまでの時間を、ほっぽりだす
わけにはいかないので、バスで3時過ぎまでの市内観光を
企画したわけ。これは ありがたかった。というのも
自分で歩き回ると、とても半日ではまわりきれないし、
しかも バス半日で 殆ど主要な場所を
まわってしまったから。
公園2カ所、港、その他をまわり、3時過ぎにチェックイン。
その夜は 夕食の場所を考えるのも面倒なほど 
つかれていたので オプションの”海鮮食事と夜の観光”
を申し込み、これが”海鮮か?”という食事をし、
こちらは思いがけなかった夜景を堪能し、
9時の大砲の秒読みに加わって、鼓膜を
やぶりそうになり、ホテルに帰り 熟睡。

2日目・・ホテルでオムレツの朝食の後、レンタカーのハーツ
まで出かけ、日本で申し込んでおいた車を借り、”この道を
まっすぐに行くと、ルート99に出るから、それをまっすぐ
行けば、シアトルに着く”という アバウトすぎる説明と、
十字が並んだカーナビを頼りに、”いざシアトルへ”
右側通行にヒヤっとしながら(運転はモチMr.K)ルート99
にのり、国境へ。パスポートを見せ、イミグレイション
センターで書類を記入後、”よし”ということで、
うるさい検問も終わり、ここから先は インターステイト5号、
表示もマイルで2時間以上走り シアトル着。
帰りは 3時間少々走り 夕方6時半の返却時間に
5分を残して間に合った。
夜は 今回のツアーの呼び名の”おすし”を食べに、
日本料理やへ。まずいのなんの、半分も食べずに飛び出し、
巨泉のお店”OK”へおみやげを買いに。
そこの店員さんに 海鮮のおいしいお店を聞き、
ジョーナントカというお店へ口直しに行く。
生カキ(やはり飯岡が一番)伊勢エビの焼いたのを食べ、
「最初から行けば良かったね」と ホテルへ。爆睡。

3日目・・9時半に水上飛行機の会社へ行き、
ビクトリアまでの飛行機を申し込んだが、
すでに9時にとんだそうで、次は12時とのこと。
しかたなく、時間つぶしに旧市内をつぶさに見て回った。
いろいろ収穫あり。
12時発の飛行機で35分でビクトリアへ。
夢中で機内から 俯瞰図を撮影。
ビクトリアは 古いまちで、高い建物がなく 古いと
いっても ドイツほどではなく・・といったところ。
春に行ったら、さぞかしきれいだろうと思う。
海辺をそぞろ歩いた後、3時半発の飛行機で帰途。
ツーリスト・インフォメイションで予約してあった
ミュージカル「ハロー・ドリー」を見る。
英語は殆ど理解できなかったが、いろいろと
おもしろかった。
夕食は10時過ぎてしまったので”スティームローラー”と
いう メキシコ料理のファミ・レスで辛いスープと野菜サラダを
食べる。けっこう 好きだった。

4日目・・朝8時に召集がかかり、飛行場へ。
買い残しのおみやげを買って、30分遅れで日本着。

以上 ざっと内容説明。
詳しくは 明日以降の日記をどうぞ。
おもしろいよ!!



2003年11月25日(火)



 だいそれた・・

カメラを買った。(あまり大きな声では言いたくない)
人の横顔とかチューリップとかの絵がかいてあるのではなく、
アルファベットばかりのやつ。
まずは 説明書と首っ引きで、Aってなんだ?Cって?
Mはどこにあるの?ひっくり返してみたり、回してみたり。
どだい 初心者は相手にしていないカメラだから、
書いてあることも 読むほどにわからなくなるし、
絵だって「カメラのここの部分」とは 
書いてくれてないから、これはどこ? になる。

やっと 設定して 海へ行ってきた。
南風が強く、まともに沖を撮ろうとしたら、潮をかぶって
しまいそうなので、もっぱらレンズをかばって撮った。
早速 カメラやさんで焼いてもらって見てみたが、いいんだか
悪いんだか がわからない。
試運転としては 写っただけで良しとするべきなのかも。
旅行には 絶対デジカメも 持って行くべきだと思った。

フィルム・スキャナーも、まともにスキャンするまで
フィルム3本分かかった。

はじめてなんだから しょうがないよ、と自分を慰めながら
だいそれたことをしているのかな?と だんだん落ち込む。

でも とにかく24枚撮り終わって、失敗は1枚もなく(オート
フォーカスなんだから 失敗のしようがない とはいえ)
PCに取り込んで、CDに焼くという作業を 一通り終えた。
今度からは もっとスムーズにやるぞ・・の前に、I先生からの
アドバイスをよくよく頭にいれて、もう一度24枚撮ってこよう。
 


2003年11月16日(日)



 birthday

今日は私の誕生日だ。
やはり こんな日こそ日記を書いて
来し方、行く末を みつめなおさなくては
いけないのかもしれない。

でも 来し方は 見つめたくないし、行く末はみつめても
なにも見えてこないし・・。
したがって 見つめるのは ”いま”しかない。

いま・・すぐ滅入ってしまったり、感情的になったりする
自分が あまり好きではない。
もう年なのだから ”感じたこと・・1テンポ・・言葉”が
当然なのに、その1テンポが おけない。
感情をあまり表にださない、口にしない人、というのは
えてして 「感じていない」と誤解されがちだが、
表に出しすぎる人間は「まわりの人間の感情を無視する」と
誤解されかねない。

とにかく 黙っていよう、といつも決心するのだが、
それがうまくいかない。黙っていられない、なんにでも
くちをはさんでしまう、何事も自分の思うようにしたい・・。
これでは まわりは たまったものではない。

私のあこがれ・・だまってニコニコしながら おだやかに
ひとのいうことを聞き、問われれば 言葉少なに 適切な
受け答えをする。(そんな人いるのかね?)

さて、今をみつめて またまた滅入るより もっと建設的な
ことを 考えましょう。

写真を楽しみたい、と思うようになった。
もともときらいではなかったのだが、あまり意識して
撮ったことはなかった。海の傍で暮らし、目の前にすばらしい
被写体があるのが 刺激になったのだ、と思う。
途端に欲しくなったのが カメラ。
いろんなHPを眺め、価格.comを探し、ああでもない、
こうでもない、と何時間もPCのまえで過ごす。
今日は 自分へのプレゼントに フィルム・スキャナーを
買った。買うことを決心するのに、フィルム1本を無駄にした。

さぁ 建設的な気持ちになってきましたね。
その調子、その調子。自分のやりたいことをやって、
楽しみましょう!
Happy birthday, key!



 


2003年11月10日(月)



 たかが・・

今日一日で いろいろなことがあった。
まず 携帯を 海外でも使えるように・・と
auに代えたこと。そんなに使わないとは 思うのだが、
たとえば バンクーバーでも使えるから、とMr.Kが
主張した。だけど たとえば私が迷子になっても「もしもし、
私は今どこ?ここは どこ?」に なってしまう。
「あなたは どこ? そこは どこ?」

役にたつのかしらんね?

ふたつめは、犬と猫の注射に行ったこと。
悟朗は いつもと全くちがう声音で「ぎやー、ギヤー」
(ぎゃーではありません。”や” にアクセントをおいて)
と 病院まで泣き通し。モカは 落ち着きなく
診察台から飛び降りてばかりいるし、ブルーは 体重が
45kgを越えてしまっているし、なんともはや・・・!

2万3千円余のお支払いに がっくり。

夜は 全日本の野球、第3戦 対韓国を見る。
対中国、台湾は 全く危なげのない試合運びで 選手の
真剣さが伝わってきて、余裕だった。
韓国は 熱しやすいのがお国柄か、解説の人が いみじくも
「高校野球みたいな野球をする」と 言ったが、
たしかに プロなら怪我を心配して当然よけるボールも
真剣によけていないように見えるし、ピッチャーが
投球モーションに入っているのに、右手をアンパイヤーに
振り回して、タイムを要求したりする。

古い話だが、サッカーのワールド・シリーズで、アメリカから
得点したときは、あきらかに スピードスケートの
ミス・ジャッジを非難し、仕返しができた、という
ジェスチャーをしてみせた。

前回のオリンピックまでは 日本はアマ・プロが 半々で、
プロばかりで結成した外国チームには 
負けても仕方がない、と思われた。
それだけに 今回のオール・プロ・チームは
負けるわけにいかないし、プレッシャーがすごかったと思う。

まずは 勝ってよかった!

たかが野球、されど野球ですね。







2003年11月07日(金)
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