夜の月を眺めている。
Yはあっちの山の端から明け方にはこっちの山の端い動くんだ、と得意そうに説明する。
*
小さいHは、「お月さまはあんなに高いところで寒くないのか?」と心配する。
じゃあHがジャンパー持っていってあげればいいよ。
オレはさあ、魔法が使えないから行かれないんだよなあ。
そしたら夢で行けばいいよ。 ああそうだね。
寒いからもう家に入って甘酒でも飲もうよということになって、 世間的には何の節目でもないお月見会は、これでお開き。
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