浅間日記

2010年03月08日(月) 職人礼賛

信濃町で、ちょっとした祝宴。

物づくりを極めた本物の職人の方々が一同に集う。
明らかに会社員とは違う様相に、職業は人をつくるなあと興味深く思う。

話をしなくても、全身から学ぶべきものが発せられている。
想像であるが、昔の勤勉な日本人気質に近いものがあるのかもしれない。



プレゼンが上手いとか、口が達者とか、損得勘定が上手いとか根回しが上手いとか、

そんな資質も大切だが、既にそれは、社会を支えるに十分行き渡っている。
むしろ飽和気味であり、イスとりゲームで無用な競争や醜い足の引っ張り合いをしている。

社会の継続的な安定のためにはむしろ、別の資質を評価していかなければいけないだろう。

何事もバランスである。



自分で真摯に何かをつくりだす人というのは、
嘘やごまかしがない。そう思う。

嘘やごまかしで仕事をしないから、その成果も本物である。
だから、謙虚であるが隠し切れない自信に溢れている。

2005年03月08日(火) 


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