「派遣切り」などで、昨年十月から今年三月までの間に失職したか、失職が決まっている非正規労働者が十二万四千八百二人に達することが三十日、厚生労働省の全国調査で分かった。というニュース。
この種のニュースで、人材派遣会社の責任がもう少し表に出てきてもいいのではないか、と常々思っている。もっともテレビを見ていないから、実際のところはよく知らない。
人材派遣会社は、思えば乱暴な事業体である。
派遣社員として働くというライフスタイルを、過剰に喧伝した。 テレビのCMでも、広告でも、それが自由といわんばかりに煽っていた。
企業の社会的責任を問うとすれば、派遣を受け入れていた会社よりも、派遣して利益を得ていた胴元の方だと思う。
2006年02月02日(木) 老賢人はどこへいった 2004年02月02日(月) 何が無事なものか
|