夕方、家族がみな揃って、いざ、と豆まき。
Aが去年こしらえた鬼の面を、鬼役のHがかぶる。 ご丁寧に手にはピッケルを持って、通報すれすれのいでたちである。
両手をあげて恐ろしくするHに、 初めのうちは「お面から顔がはみ出しているじゃないか」と笑っていたAであるが、かまわず続けるから次第に怖くなったのらしい。
顔面蒼白になって、おにはそと!ふくはうち!とマシンガンのように豆を投げるから、 あっという間に枡は空になって、年の数食べる分もなくなった。
ちゃんと逃げる演技もしたかったのに、と物足りなさそうなHと、 早く終わってよかったというAと、ただニコニコしている赤ん坊と私で、 とにもかくにも厄払い。
2006年02月03日(金) 2005年02月03日(木) 寒気 2004年02月03日(火) 河川敷の贅沢
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