暑くなる前の午前中、Fさんとコーヒーブレイク。 教育についてあれこれ論議する。
素敵なFさんは元教員で、今でも教育に対して一家言持っている。 教員の仕事について、色々教えてもらう。へええ、という感じで聴く。
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子どもの学校教育は日本では歴史が浅い。たかだか明治時代である。 「子どもを一人前の大人になるよう教え込む」ということについて、 西洋ほど肝が据わっていないから、そのメソッドが全然洗練されていない。 効果も十分に検証されていない。 そういう「教育の文化」について素人はよく知らないし、教員は深く考えない。 それなのに、何か情動的な部分だけがねっとりと機能している。
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多分、えらく時代遅れの業界なのであろう。 国民に理論的な思考力をつけさせないため、意図的に前近代的なままにしている、 と穿ってしまいたくなる。
2005年07月17日(日) 鎮魂 2004年07月17日(土) 限りなく黒に近い白
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