浅間日記

2008年06月22日(日) 人生の長さ

信州の四季折々はすっかり自分のものになってしまい、
今はとりたてて言及することもない。
昨年と同じように樹木は青く茂り、花は彩を添え、
鳥は歌い、春ゼミは森の中で静かな喧騒を続ける。

繰り返される自然のリズム、緩やかな変化、万物の気配の中に身をおいていると、
自分の人生の残された時間がどれぐらいか、なんとなく見えてくる。

それだけの時間はしっかり生きなければいけないし、
その地点にぴったりと着地できることこそが、安心であり幸福なのだと思う。


この残された時間の感覚でさえ、日々の生き様によって常に変化する。

長生きしたければ長生きするように毎日を生きればよいし、
フツウでよければフツウになるように生きればいいのである。

わかっているのは、ただそれが−天命が−在るということだけである。


2006年06月22日(木) 
2005年06月22日(水) 表敬訪問


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